風土記 日本人の感覚を読む

out_of_stock

風土記 日本人の感覚を読む

1,760円(税込)
発売日2016年10月27日
ほしいものリストに追加
電子書籍をブックウォーカーで購入

利用可能なお支払方法

クレジット(3Dセキュア) 代引き コンビニ atone キャリア 楽天Edy モバイルSuica Amazon Pay
  • ISBN コード : 9784047035829
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 208ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

古代日本の姿から、現代に通じる日本人のこころがみえてくる!

七一三年の官命によって編纂された「風土記」。全国各地の産物や土地、神話などを記す古代の貴重な資料である。その地誌としての性格をふまえ「風土記」を読み解けば、日本人に通底する心のありようが見えてくる。
第7回古代歴史文化賞優秀作品賞受賞作。

【目次】
はじめに

第一章 「風土記」とはなにか

第二章 「風土記」の時間
 序 説
 第一節 「風土記」の時間認識 ―「古」「昔」「今」―
 第二節 神の歴史 ―オオナムチ神話の国作り―
 第三節 天皇の歴史 ―風土記巡行伝説―
 第四節 祖先の歴史 ―「祖」「初祖」「遠祖」「始祖」「上祖」―

第三章 「風土記」の空間
 序 説
 第一節 神話の空間認識
 第二節 里長の役割と「里の伝承」
 第三節 巡行伝承の空間的再配置

第四章 「風土記」からみた日本文化
 序 説
 第一節 松になった男女の「罪」と「恥」
 第二節 天女の追放

終章 「風土記史観」でみた古代の日本

おわりに
参考文献

著訳者プロフィール

●橋本 雅之:1957年大阪市生まれ。現在、皇學館大学現代日本社会学部教授。専門は国文学、神話学。著書に『引き算思考の日本文化』(創元社)、訳注書に『風土記 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)などがある。
最近チェックした商品