『侍ジャイアンツ』が放送された、ジャイアンツＶ９の時代は、どんな時代だったのか――。

Ｖ９戦士で、デビューから破竹の１３連勝を記録し、「悪太郎」とあだ名がついた、
まさに実社会の番場蛮＝堀内恒夫氏の独占インタビュー。

のちに『機動戦士ガンダム』で日本を代表するクリエーターとなり、
本作のコンテの担当した富野由悠季氏が語る『侍ジャイアンツ』と監督の故・長浜忠夫氏の魅力。

脚本・コンテを担当し、『巨人の星』、『キャプテン』など名作野球アニメに携わった
出崎哲氏による制作秘話。

背景など、なにもかもが斬新だった美術を担当した小林七郎氏による本作を見るための「６つの視点」。

元・讀賣テレビの伝説のプロデューサー・佐野寿七氏による当時のテレビアニメ制作の舞台裏。

そして、あまり知られていない豪華スタッフも見逃せない。
第１話には宮崎駿氏（のちに『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』等）や
小田部羊一（のちに『アルプスの少女ハイジ』や『スーパーマリオ・ブラザーズ』等）氏が参加、
作画監督は大塚康生氏（のちに『未来少年コナン』、『ルパン三世カリオストロの城』等）など、
『侍ジャイアンツ』を作り上げた多くのクリエーターたちの記事も見どころ。

「付録DVD」には
第１話「ほえろ！バンババン」のほか
第２１話「出たぞ！ハイジャンプ魔球」
第２３話「死闘！ハイジャンプ魔球対巨砲」
第３０話「復讐の大回転魔球」
第３５話「大回転魔球最後の日！」
第３６話「必殺の新魔球誕生」
第４５話「大決戦、日米ワールドシリーズ」
そして最終回「世界に輝く侍ジャイアンツ」
とすべての魔球の回＆最終回、あわせて８話を収録。

またオープニング
「侍ジャイアンツ」、「王者 侍ジャイアンツ」と
エンディング
「サムライ 番場蛮」、「ゆけ！バンババン」も
すべて収録。

総収録時間「約１７５分」（約３時間！）の充実の内容。





その他「スポ根アニメの系譜」や、
原作漫画と比較した「魔球の秘密」など。