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おやすみ人面瘡

1,760円(税込)
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発売日2016年10月01日
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  • ISBN コード : 9784041046289
  • サイズ :四六判    総ページ数: 264
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 17.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

グロテスクな世界観と論理的推理で組み上げられる、狂気の本格推理。

全身に“脳瘤”と呼ばれる“顔”が発症する奇病“人瘤病”が蔓延した日本。人瘤病患者は「間引かれる人」を意味する「人間」という蔑称で呼ばれ、その処遇は日本全土で大きな問題となっていた。そんな中、かつて人瘤病の感染爆発があった海晴市で殺人事件が起きる。墓地の管理施設で人瘤病患者の顔が潰され、地下室では少女が全身を殴打され殺されていたのだ。容疑者は4人の中学生。さらに、事件の真相を見抜いた男は、逆上した容疑者のひとりに突き飛ばされ、机の角で頭を打って死亡してしまった……かと思いきや、死んだはずの探偵の身体に発症した、いくつもの“顔”が喋り始め――。

著訳者プロフィール

●白井 智之:しらい・ともゆき 1990年千葉県印西市生まれ。東北大学法学部卒業後、会社員。在学中はSF・推理小説研究会に所属。『人間の顔は食べづらい』が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、同作でデビュー。2015年に刊行した『東京結合人間』は「2016本格ミステリ・ベスト10」で8位、「このミステリーがすごい!2016年版国内編」16位にランクインし、日本推理作家協会賞長編部門の候補作となっている。