- ISBNコード
- 9784041047446
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 12.5 mm
- 総ページ数
- 320ページ
昭和48年から放映された伝説の「人形劇」が、完全小説版として蘇る!
時は室町時代、安房の国は里見城で打ち首となった玉梓(たまずさ)の祟りに立ち向かうため、伏姫(ふせひめ)は犬の八房(やつふさ)とともに己の胎内から八つの珠を持つ八犬士を生み出す。十数年後、「孝」の珠を持つ犬塚信乃(いぬづかしの)は、父の形見の名刀村雨を、さもしい浪人網乾左母二郎(あぼしさもじろう)にだまし取られ、恋人浜路とも離れ離れになるが、それはすべて、玉梓が怨霊の仕業だった。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した人形劇を、脚本家石山透自らが書き下ろした、完全小説版!
目次
一 シロが子犬を生んだ、かくて物語は始まる
二 怨霊が夜空を飛んで、狸は子犬に乳をやる
三 体に散る八つの花房、果たしてどんな宿命か
四 役の行者が現れて、伏姫に数珠を授ける
…
十六 伏姫ゆかりの八犬士、犬塚信乃に陰謀の渦
…
三七 現れた四番目の珠、浮き出る忠の一文字
二 怨霊が夜空を飛んで、狸は子犬に乳をやる
三 体に散る八つの花房、果たしてどんな宿命か
四 役の行者が現れて、伏姫に数珠を授ける
…
十六 伏姫ゆかりの八犬士、犬塚信乃に陰謀の渦
…
三七 現れた四番目の珠、浮き出る忠の一文字