ifの悲劇

ifの悲劇

616円(税込)
発売日2017年04月25日

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  • ISBN コード : 9784041047750
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

もしも殺人を犯してなければ・・・驚愕のパラレルワールドミステリ!

北海道・網走に住む小説家の加納豪は、かわいい妹の彩を溺愛していたが、彩が商社に就職して夕張でひとり暮らしを始め、やがて同期の奥津と結婚することになり悲嘆に暮れる。しかし婚約者・奥津の浮気が発覚し、彩はショックで飛び降り自殺してしまう。奥津への復讐を誓った兄は、奥津を網走に誘い出し殺害する。奥津の遺体を車に隠しアリバイを構築するために夕張に向かう途中、加納は交通事故を起こしてしまう――。
ここから物語はふたつに分岐していく⇒
A:交通事故で人身事故を起こし、殺人が露呈した場合
B:交通事故を起こしたものの事なきを得て、殺人が露呈しない場合
……果たして加納の運命やいかに。
ふたつのパラレルワールドがひとつに結びつくとき、衝撃の事実が明らかになる。

著訳者プロフィール

●浦賀 和宏:1978年神奈川県生まれ。98年、「記憶の果て」で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。2003年刊行の『彼女は存在しない』が、書店員の応援を受け20万部を超えるベストセラーになる。同シリーズとして他に『彼女のため生まれた』『彼女の幸せを祈れない』『彼女が灰になる日まで』がある。
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