- ISBNコード
- 9784044001964
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 13.5 mm
- 総ページ数
- 352ページ
折口信夫の代表作、全論文を収録する完全版、刊行開始!
ーー「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)
折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版! 解説・池田弥三郎/安藤礼二
折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版! 解説・池田弥三郎/安藤礼二
目次
妣が国へ 常世へ――異郷意識の起伏
古代生活の研究――常世の国
琉球の宗教
水の女
若水の話
貴種誕生と産湯の信仰と
最古日本の女性生活の根柢
神道の史的価値
高御座
鶏鳴と神楽と
ひげこの話
幣束から旗さし物へ
まといの話
だいがくの研究
盆踊りと祭屋台と
解説 折口信夫論 池田弥三郎
新版解説 依代論から王権論へ 安藤礼二
収録論文掲載一覧
著者略年譜
古代生活の研究――常世の国
琉球の宗教
水の女
若水の話
貴種誕生と産湯の信仰と
最古日本の女性生活の根柢
神道の史的価値
高御座
鶏鳴と神楽と
ひげこの話
幣束から旗さし物へ
まといの話
だいがくの研究
盆踊りと祭屋台と
解説 折口信夫論 池田弥三郎
新版解説 依代論から王権論へ 安藤礼二
収録論文掲載一覧
著者略年譜