古代研究I 民俗学篇1

古代研究I 民俗学篇1

1,012円(税込)
発売日2016年12月22日

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  • ISBN コード : 9784044001964
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 352ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 13.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

折口信夫の代表作、全論文を収録する完全版、刊行開始!

ーー「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)

折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版! 解説・池田弥三郎/安藤礼二

著訳者プロフィール

●折口 信夫:1887(明治20)年〜1953(昭和28)年。記憶文学者、民族学者、歌人、詩人。大阪府生まれ。「釈迢空」は歌人としての名。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。1919年に國學院大學講師を務めた後、教授に。また1923年に慶應義塾大学講師となり、終生教授をつとめた。

目次

妣が国へ 常世へ――異郷意識の起伏
古代生活の研究――常世の国 
琉球の宗教
水の女
若水の話 
貴種誕生と産湯の信仰と 
最古日本の女性生活の根柢 
神道の史的価値 
高御座
鶏鳴と神楽と
ひげこの話  
幣束から旗さし物へ
まといの話  
だいがくの研究  
盆踊りと祭屋台と 

解説 折口信夫論 池田弥三郎
新版解説 依代論から王権論へ 安藤礼二
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