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一歳半頃からの、親としての心構えが身につく育児書。日本小児科医推薦図書
「幼児教育で脳の報酬系を刺激するとは?」「育児は心の底からのほおずりをすればいいのです」と
「育児の神様」と呼ばれた著者が、優しく、時には厳しく語りかけます。
最新医学に基づいた、日本の小児科医が薦める育児のバイブルです。
幼児の心と体を育くむために「育児の神様」と呼ばれた著者が
優しく、時には厳しく語りかけます。
最新医学に基づいた、日本の小児科医が薦める育児のバイブルです。
”自我の芽が生まれ、心の傷跡が残りやすい1歳半頃から2歳半頃の心の育児は最も大切です”
本書で内藤先生は繰り返し語られています。
3歳、4歳と大きくなるにつれ、その時々の心の発達と体の成長を具体的にやさしく解説。しかり方やほめ方、しつけなど、保護者としてどのように子どもに接したらいいのか、その心構えを教えてくれる。
子どもの自我が芽生える一歳半。嫉妬心の生まれる二歳児。きょうだいが生まれたとき。いつのまにか過保護になってしまう親とは。子どもの評価をどのようにしたらよいのか。トイレのしつけやしつけ全般についてなど、赤ちゃんから幼児へ変化する中で、お母さんとして大切にしたいことがたっぷりと書かれています。
子育ての中で、該当する部分を拾い読みするだけですっと心が軽くなる。
優しい文体で書かれ、読みやすいレイアウトで文庫化。
時代にあわせ、仕事か育児か悩むお母さんへのメッセージも。
年齢別育児のワンポイントアドバイス付き。
本書は、ベビー用品の安心ブランドでもあり、育児・保育の研究機関であるアップリカ育児研究所が、育児の神様である内藤先生の数々の著作の中から、赤ちゃんとお母さんにとって本当に大切なことを編集した”育児のバイブル”です。
著訳者プロフィール
●小林 登:1927年生まれ。東京大学医学部名誉教授、国立小児病院名誉院長、医学博士。1984年11月 日本医師会最高優秀功労賞、85年10月 毎日出版文化賞、86年07月 国際小児科学会賞、2001年 勲二等瑞宝章、03年12月 武見記念賞など。著書多数。
目次
推せんのことば
第一章 幼児の心の発達と体の成長
一歳半頃から二歳半頃の心の育児は最も大切です
一歳半頃から芽ばえる大切な自我
二歳児には命令ではなく「あなたならできるよね」と
二歳児の心の傷跡は
二歳児になると嫉妬心が芽ばえます
他の子とくらべて、人まえで我が子の心を傷つけない
きょうだいが生まれるときの子どもの心への影響
上の子を優先させても悪い影響は出ない
過保護は禁物です
最近は夜ふかし朝寝坊型が増えている
望ましい昼寝の習慣
三歳児の反抗は
個人差が大きい三歳児
バランス感覚を身につける
困ったクセ
けんか
仲間はずれにしたくないなら
きょうだいげんか
無限の空想と発想を呼び起こす「おもちゃ」を
“心のサイズ”とおもちゃの年齢
三歳からの「どうして?」
心の安定があってこそ栄養が身につく
子どもが朝食を食べないとき
言葉につかえるとき
強い体質をつくるには
子どものかまいすぎはストレスに
心の危険信号に気づく
落ち着きや集中力のない子ども
お稽古ごと
進学塾へ行かせているお母さんへ
ひとつの能力だけで子どもを評価しない
男らしさ、女らしさ
性への関心
マザーコンプレックス
第二章 幼児のしつけ
幼児のしつけの基本は
お母さんが育児の主役
脳の報償系を刺激する
トイレのしつけ
きびしいしつけと、やさしいしつけ
子どもとの約束を守る
子どもの嘘は
体罰は子どもの心にしこりを残します
三歳前後から子どもの目に訴えるしつけを
三歳になったら気をつけたいこと
なんでもやってみたい三歳児
自立心の強い子どもを育てるためには
偏食のこと
子どもが人まえで騒ぐのは
虫歯の防ぎ方──糖分を残さない
古いおもちゃを使って物を大切にするしつけを
四歳前後からは言葉によるしつけを
しかり方
お母さんもテレビやスマホにけじめを
ひとりっ子
第三章 仕事か育児か悩むお母さんへ
育児は心の底からのほおずりをするだけでよいのです
忙しいお母さんこそ子どものまわりの人に気遣いを
年齢別育児のワンポイントアドバイス
むすび
内藤寿七郎略歴
内藤寿七郎・小林 登著、他 著作物・参考・引用文献一覧