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人生論ノート 他二篇

著者: 三木 清
660円(税込)
発売日2017年03月25日
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  • ISBN コード : 9784044002824
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 304
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

『語られざる哲学』、『幼き者の為に』所収。 解説/岸見一郎

如何に生きるか?生きるとは何か?愛と死、幸福と嫉妬、瞑想と懐疑、孤独と感傷、虚栄と名誉心、利己主義と偽善、旅と個性…、透徹した真摯な眼差しで人生の諸相を思索する。
近代と現代の狭間で人生の処し方・生きざま・死生観が問われた時代に書かれた、今なお読み継がれる畢生の論考集。

著訳者プロフィール

●三木 清:1897年兵庫県生まれ。哲学者。京都帝国大学卒業後ドイツ・フランスに留学し、リッケルト、ハイデッガーらに師事。帰国後、マルクス主義哲学、西田哲学を研究。哲学的論稿や著作を発表すると同時に批評家としても活躍。1930年治安維持法違反で検挙される。1945年再度反戦容疑で逮捕され、終戦を迎えたが釈放されず、獄中で死去

目次

『人生論ノート』/死について/幸福について/懐疑について/習慣について/虚栄について/名誉心について/怒について/人間の条件について/孤独について/嫉妬について/成功について/瞑想について/噂について/利己主義について/健康について/秩序について/感傷について/仮説について/偽善について/娯楽について/希望について/旅について/個性について/後記
ほか、『語られざる哲学』、自分の娘へ当てた書簡『幼き者の為に』所収。
解説/岸見一郎