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KADOKAWA Group

核に縛られる日本

発売日
2017年10月10日
在庫なし
924
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ISBNコード
9784040821832
レーベル
角川新書
商品形態
新書
サイズ
新書判
商品寸法(横/縦/束幅)
108 × 173 × 11.3 mm
総ページ数
256ページ
なぜ核兵器禁止条約を批准できないのか。核の傘に居続ける日本のジレンマ
2017年7月、「核兵器禁止条約」が国連で賛成多数で採択された。1945年の広島、長崎への原爆投下後、核兵器を違法とする条約が国連で採択されるのは初めてである。この採択で、核時代の転換点が訪れたが、日本は唯一の被爆国でありながら不参加を表明した。〈核の傘〉に居続けるとはいえ、なぜ独自の立場を貫くことができないのか。「風下の視点」から最前線で取材してきた著者が、新聞には書けなかった核をめぐる日米外交の舞台裏・秘話に触れながら、核兵器廃絶に向けて、日本がとるべき道を問いかける。

目次

序 章 核兵器禁止条約交渉 日本不参加の真相
第1章 原爆は日本人に使おう ルーズベルト 
第2章 原爆使用に悔いなし? トルーマン 
第3章 それでも原爆に救われた 核の神話 
第4章 オバマが広島にやってきた 和解を演出する日米 
第5章 勝利の兵器と風下の人々 
第6章 核の桃源郷と負の遺産 
終 章 核時代を終わらせるために 日本がとるべき道