幸福論

幸福論

訳: 堀 秀彦
880円(税込)
発売日2017年10月25日

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  • ISBN コード : 9784044003395
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 384ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 14.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

平和の意味を問い直し、あらためて幸福になることの意味と方法を示す。

学者の論理的思考と、哲学者の機知を兼ね備えたB・ラッセル。第一部では問題の本質を明らかにするために原因分析を行い、解決策を論じる。第二部では幸福を獲得するための具体的な方法について解説。晩年は平和活動に身を捧げた哲学者ならではの、時代を超えて読み継がれる名著。どことなく不安定な社会情勢下、自己を否定しがちな風潮の現代に、平和の意味を問い直し、あらためて幸福になることの意味と方法を示す。

著訳者プロフィール

●堀 秀彦:1902年 石川県金沢市生まれ。日本の評論家。旧制松本高校文科甲類を経て東京帝国大学哲学科卒。1958年東洋大学教授、のち学長。 数多くの人生論、幸福論、女性論を書いて人気があった。1980年に新聞連載した『銀の座席』で老いの問題を論じて反響を呼んだ。 1987年8月没。
●B・ラッセル:バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル。1872年生まれ。イギリスの論理学者、数学者、哲学者。
ヘーゲル哲学から経験主義に転向し、初期の論理実証主義に影響を与える。数理哲学の分野では、ホワイトヘッドと共に著した『プリンキア・マテマティカ』が有名。
また、晩年は平和活動に身を捧げ、アインシュタインと共同で「ラッセル=アインシュタイン宣言」を発表。ベトナム戦争に対しても、サルトルらとともに抗議行動を展開した。
1970年2月没 。

目次

第一部 不幸の原因
1 何が人びとを不幸にさせるのか 2 バイロン風な不幸 3 競争 4 退屈と興奮 5 疲労 6 嫉妬 7 罪悪感 8 被害妄想 9 世論に対する恐怖 
第二部 幸福をもたらすもの
10 いまでも幸福は可能であるか? 11 熱意 12 愛情 13 家庭 14 仕事 15 非個人的な興味 16 努力とあきらめ 17 幸福な人間
解説 小川仁志
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