- ISBNコード
- 9784041062272
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 12.5 mm
- 総ページ数
- 320ページ
僕は彼女のために何ができたのだろう。限りなく切ない青春小説。
「私、火星人なの」
――必死なまなざしでそう語り続ける佐伯さんに、僕は恋をした。
夏休みの数学の補修を一緒に受けながら
毎日彼女のいる火星の白昼夢を見るほど、気持ちはつのるばかり。
誰もいない校舎で、夜のグラウンドで、ゲームセンターで、
佐伯さんとの距離はだんだん近づいていったが、
彼女は自分の家のことを決して話そうとしないまま、別れの時が迫っていた。
行き場のない想いを抱えた高校生たちの青春小説。(単行本『火星の話』改題)
――必死なまなざしでそう語り続ける佐伯さんに、僕は恋をした。
夏休みの数学の補修を一緒に受けながら
毎日彼女のいる火星の白昼夢を見るほど、気持ちはつのるばかり。
誰もいない校舎で、夜のグラウンドで、ゲームセンターで、
佐伯さんとの距離はだんだん近づいていったが、
彼女は自分の家のことを決して話そうとしないまま、別れの時が迫っていた。
行き場のない想いを抱えた高校生たちの青春小説。(単行本『火星の話』改題)