- ISBNコード
- 9784044003890
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 9.0 mm
- 総ページ数
- 224ページ
なぜ大正天皇の婚約内定は解消されたのか。知られざる真相に迫る。
皇太子の結婚はいつの時代も話題になるが、嘉仁親王(大正天皇)の婚約内定取り消しはあまり知られていない。内定変更がなかった裕仁親王(昭和天皇)と久邇宮良子女王(香淳皇后)の場合と違い、嘉仁親王の妃は伏見宮禎子女王から九条節子(貞明皇后)に代わった。なぜ婚約は解消されたのか。病弱な嘉仁親王一人しか直系男子に恵まれなかった明治天皇の苦渋の決断、それを取り巻く皇族たちの思惑など、皇太子妃選定を通し、近代史における天皇・皇族の実相に迫る。帯の推薦文は宮部みゆきさん。「本書を手にする方は誰でも、教科書に載っていない史実と秘話に驚き、その謎を追う歴史探偵になります」。
目次
序 章 もう一つの「宮中某重大事件」
第一章 幼少時代の嘉仁親王
第二章 皇太子妃内定まで
第三章 最古の宮家
第四章 内定解消
第五章 九条節子浮上
第六章 噴出する不満
第七章 それからの伏見宮父娘
終 章 「宮中某重大事件」
第一章 幼少時代の嘉仁親王
第二章 皇太子妃内定まで
第三章 最古の宮家
第四章 内定解消
第五章 九条節子浮上
第六章 噴出する不満
第七章 それからの伏見宮父娘
終 章 「宮中某重大事件」