華舞鬼町おばけ写真館 夜の語り部とふっくらカルメ焼き

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華舞鬼町おばけ写真館 夜の語り部とふっくらカルメ焼き

イラスト: 六七質
572円(税込)
発売日2019年02月23日
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  • ISBN コード : 9784041070031
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 208ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

送り拍子木怪談と神隠しの話を聞いた那由多。だが姉までが行方不明に!

「虚路は人から忘れられそうになったら、姿を現す」それは人に忘れられてしまったらその概念は消えてしまうからだ、と狭間堂から説明を受ける那由多。一方、浮世と華舞鬼町では拍子木の怪談と神隠しの事件が増えているという。「火の用心」のような声かけの後、聞こえる拍子木を打つ音。それを聞いた人が消えてしまうという話だ。しかし、那由多の姉・茜が行方不明になってしまう! 境界に閉じ込められたのか?那由多は狭間堂とともに、境界の中にある映画館を探す。そこで虚路の故意により祖父の形見だったカメラを壊してしまう!

著訳者プロフィール

●蒼月 海里:宮城県仙台市で生まれ、千葉県で育ち、現在は東京都内で書店員をしている兼業作家。日本大学理工学部卒業。代表作に、『幽落町おばけ駄菓子屋』『幻想古書店で珈琲を』『深海カフェ海底二万哩』『夜と会う。』などがある。

目次

第一話 那由多と送り拍子木
第二話 那由多と消える住民
第三話 那由多とふたりの絆
余話 狭間堂とかけがえのない友人
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