4年8か月の激闘

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4年8か月の激闘

1,650円(税込)
発売日2019年02月22日
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  • ISBN コード : 9784041073742
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 232ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 16.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

直前の監督交代、W杯での時間稼ぎ……その時、現場では何が起きていたのか

リオ五輪では監督を務め、ロシアW杯にはコーチとして帯同した手倉森誠。4年8か月にわたる日本代表を背負った戦いは想像以上に苛烈なものだった。あの日「チームに留まる」と決めた、その真相と志とは。「非エリート指導者」による独占手記。


――ロシア・ワールドカップの直前に、ハリルさんから西野朗さんへ監督が代わった。ブラジル・ワールドカップ以降の4年間で二度も監督が交代したのは、日本サッカー界の歴史で初めてのことだ。

そのたびに、日本代表は揺れた。私自身の気持ちも、何度となく揺さぶられた。思い出は美化されるものだが、楽しいことより苦しいことのほうが多かった気がする。

3人の監督でもっとも長い時間を過ごしたハリルさんとは、時に意見をぶつけ合った。もう少し荒っぽい表現がふさわしいやり取りもあったが、それも、方法論の違いに過ぎない。「日本代表を強くしたい」
という気持ちは、ハリルさんも私も同じである。志が同じなら、最終的な着地点を見つけることはできる。

(略)この本を書いたのは、自分の経験を個人的な財産にしてはいけないと考えるからだ。リオ五輪代表監督として次世代の強化を任され、3人の日本代表監督のもとでコーチを務めた自分には、4年8か月の日々を広く伝える使命がある。「書きたい」ではなく、書き残さなければならないだろうと考えた。(「プロローグ」より)


<目次>
プロローグ
第1章 2014年1月〜2015年12月
第2章 2016年1月
第3章 2016年2月〜8月
第4章 2016年9月〜2018年3月
第5章 2018年4月〜7月
終章 東京五輪からカタール・ワールドカップへ、長崎から再び世界へ
エピローグ

著訳者プロフィール

●手倉森 誠:1967年11月14日、青森県五戸町生まれ。五戸高校卒業後、住友金属・鹿島アントラーズ、NEC山形(現モンテディオ山形)でプレーし、1995年に現役引退。同年指導者のキャリアをスタートさせ、モンテディオ山形、大分トリニータ、ベガルタ仙台でコーチを歴任した。2008年にベガルタ仙台の監督に就任、14年1月にリオ五輪出場を目指すU-21(21歳以下)日本代表監督就任。同年8月から日本代表コーチを兼任。18年8月、契約満了に伴い退任。19年1月、V・ファーレン長崎の監督に就任。
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