鏡の古代史

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鏡の古代史

2,200円(税込)
発売日2019年12月23日
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  • ISBN コード : 9784047036635
  • サイズ : 四六判 変形 総ページ数: 416ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 22.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

邪馬台国、倭の五王、磐井の乱ほか、 鏡=権力 となった古代史の謎に迫る

古代の鏡は考古学において重要な資料である。しかし、その意味や役割についてはこれまでほとんど知られてこなかった。最前線の研究に基づき考古学の重要な理論や方法論をわかりやすく示しつつ、複雑で難解な鏡の研究史を整理。邪馬台国以前から、倭の五王の時代、6世紀の磐井の乱の時代まで、遺跡から出土する鏡の形態や製作地、列島内での流通と分布を丁寧に解説する。日本列島の国家形成の歩みを古代の鏡から映し出す試み。

著訳者プロフィール

●辻田 淳一郎:1973年生まれ。九州大学文学部卒業。九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程単位修得退学後、福岡県教育庁文化財保護課、九州大学大学院人文科学研究院専任講師をへて、九州大学大学院人文科学研究院准教授。日本考古学専攻。博士(比較社会文化)。著書に『鏡と初期ヤマト政権』すいれん舎、『同型鏡と倭の五王の時代』同成社など。

目次

序 章 弥生・古墳時代の歴史と鏡
第一章 弥生時代における鏡の出現と地域間交流――弥生時代中期
第二章 紀元後一〜三世紀における地域間交流と鏡――弥生時代後期〜終末期
第三章 古墳時代の始まりと新たな鏡の出現――古墳時代前期(一)
第四章 古墳時代前期における鏡の流通と葬送儀礼――古墳時代前期(二)
第五章 倭の五王の時代における鏡の政治利用――古墳時代中期
第六章 六世紀代の鏡の授受とその終焉――古墳時代後期
終 章 鏡からみた日本列島の古代国家形成
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