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華舞鬼町おばけ写真館 消えた臨港線と缶入りドロップ

イラスト: 六七質
572円(税込)
在庫切れ
発売日2019年07月24日
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  • ISBN コード : 9784041078600
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 208
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

シリーズはいよいよクライマックス!

祖父の形見のカメラは異能の力を持っていた。過去の不思議な風景を映し出したり、華舞鬼町という境界へ行くことができた。しかしそれを壊してからは、異界の住民の力を借りないと移動出来なくなっていた。しかし、姉のアドバイスで道祖神を祀る庚申塚から華舞鬼町へ行くことができた那由多は、自分に少しだけ自信を取り戻す。華舞鬼町、狭間堂のギャラリーでは那由多の写真が話題になっていた。そこでかつて遭遇した旧玉電の化身である老紳士の玉さんに再会する。彼は失われた路線の写真を新しいカメラで撮ってきてほしいと、那由多に依頼するが、それは港湾地区にあった臨港線という廃線だった。

著訳者プロフィール

●蒼月 海里:宮城県仙台市で生まれ、千葉県で育ち、現在は東京都内で書店員をしていた作家。日本大学理工学部卒業。代表作に、『幽落町おばけ駄菓子屋』『幻想古書店で珈琲を』『深海カフェ海底二万哩』『夜と会う。』などがある。

目次

第一話 那由多と貧乏神
第二話 那由多と臨港線
第三話 那由多と海の記憶
余話 狭間堂の休日