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ダム・キーパー
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ダム・キーパー

作: トンコハウス
発売日
2019年03月29日
在庫なし
1,760
在庫がありません
ISBNコード
9784041079874
商品形態
一般書
サイズ
A4判 変形
商品寸法(横/縦/束幅)
210 × 270 × 8.0 mm
総ページ数
32ページ
溢れる色と光、息をのむ美しい絵。世界が認めた才能の“原点”がこの1冊に
世界中の国際映画祭で、20以上の賞を受賞――あの名作映画が、はじめての絵本に!

ピクサーでアートディレクターをつとめていた堤大介とロバート・コンドウが、自ら脚本を書いて自主制作した短編アニメ「ダム・キーパー」。同作は、世界中の国際映画祭で20以上もの賞を受賞し、2015年米国アカデミー賞短編アニメ―ション部門にノミネートされるなど、一大センセーションを巻きおこした。
これは、映画の世界をそのままに、すべてのアートを新しく描き下ろした、珠玉の一冊。
※この本はお一人様3冊までのご注文となります

目次

“Unsung Hero”── ほんとうのヒーロー
 ほんとうのヒーローは、だれも見ていないところで 町を まもっている。

その町は、大きなダムで、汚染された大気〈くらやみ〉をせき止めていた。 ダムの上の風車小屋にすみ、朝夕風車をまわして〈くらやみ〉をおしかえし、町をまもっているのは、ピッグという名のブタの少年だ。
ピッグには、家族も友だちもいない。平和ボケした町の人々は、だれが町をまもっているのかもわすれて、いつも仕事でよごれているピッグを、「よごれんぼ」とばかにしていた。
そんなある日、町の学校に、きつねの転校生がやってきた。名まえはフォックス。絵を描くことが大好きで天真爛漫なフォックスとのふれあいが、 ピッグの孤独な心をとかしていく。
ところが、フォックスが、よごれんぼになったピッグを描いて、みんなとわらっているのを見て、ピッグは深くきずつく。そして、うっかり、風車をまわす時間をわすれてしまう。
気づくと、まっ黒な〈くらやみ〉がふくれあがり、ダムをこえて、町におそいかかろうとしていた――!!

苦境をのりこえ、ほんとうの使命に目ざめていくピッグの「友情」と「成長」の物語。