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後悔なのか? 満足なのか? 届かなかった「あと135本」への想い
「勝ちたい。でも勝てない」プロ入団9年で最下位7回の横浜で不動の4番としてチームを牽引。
「優勝したい」
その一心で巨人に移籍を決意し、移籍1年目で優勝を経験。
その後もレギュラーとして活躍を続けるも、『若返り』のチーム方針で
戦力外を突きつけられ……
家族のために、チームのために。
勝利を目指して走り続けた『男・村田修一』の波乱の野球人生を初めて振り返る。
●オレはバッターで勝負する! 松坂との対戦で、自分の生きる道が決まった
●勝負は勝たないと意味がない。 準優勝ではダメ、銀メダルはもういらない
●守備に対する苦手意識はプロに入ってからもつきまとった。
実は引退するまでずっとそうだった
「できれば打球が飛んでこなければいい」と思っていた。
●二軍でこの作業に取り組まなかったら僕が再び一軍に上がることも、
15年間もプロ野球でプレーすることもできなかったかもしれない
●九番に下げられたとき「九番の次は何か、わかるか?」と聞かれ「一番です!」と
答えて「バカヤロー、ベンチだろ!」と怒られたのも牛島さんだった。
あのときは「えぇ! ベンチもあんの?」と思ったものだ
●それまでは自分のことばかり、欲ばかりを追いかけていたけれど、長男が生まれたときから
「誰かのために」と考えるようになった。
自分が守らなければならないものができたことで、カッコいい父親でありたいと思った
●試合前にはいつも、「おえっ、おえっ」とエヅくような緊張に襲われる。
プレイボールがかかる数分間に決まって「それ」がやってくる
●独立リーグでの待遇はジャイアンツ時代とは比べものにならない。
小学校の校庭で練習することもあったし、練習で使う硬球にはビニールテープで補修してある
著訳者プロフィール
目次
第2章 松坂大輔の背中を追いかけて
第3章 四番打者の仕事
第4章 日の丸の重みを感じて
第5章 人生最大の決断
第6章 野球人生に悔いなし