ひとり時、円居時 暮らしに寄り添う 器と道具
京都『木と根』の目利きが語る 愛用の器と道具と日々の楽しみ方
定価:
1,540円(税込み)
発売日:2020年05月20日
- ISBN コード : 9784046043849
- サイズ : A5判 総ページ数: 128ページ
- 商品寸法(横/縦/束幅): 148 × 210 × 10.0 mm
- ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●林 七緒美:1990年 京都芸術短期大学卒業。デザイン事務所を経て、夫と共に、京都で器と日用道具の店『木と根』を始める。作家の個展を定期的に開催し、扱う物は、使いやすく丈夫で長く愛用できるものを厳選。その目利きには定評がある。また、自身の経験を要望として作家に伝え、オリジナルの道具を作ることも。2019年に『木と根』の分室『LAKEWALL gallery』もオープン。本書は、初の著書。
『器や道具は使うからこそ美しい』
林さんはそれを教えてくれました。(香菜子/モデル・イラストレーター)
<構成>
■円居時(まどゐどき)
日常に寄り添い、記憶の中にそっと残り続ける道具たち
●「たおやかなもてなしの大浅鉢」 ・・・市川孝の青磁鉢
●「気負わず、気取らず、日常使い」 ・・・古物の朱の漆椀
●「食材の色が際立ち卓上が締まる黒漆器」 ・・・富井貴志の菓子器
●「おおらかな『くらわんか碗』で召し上がれ」 ・・・岡田直人の松灰釉高台飯碗
●「注ぐ形が愛らしいゆらぎの器」 ・・・奥平明子の大きなガラス鉢 /他
■ひとり時(ひとりどき)
ひとりご飯
残りものもちょっと豪勢になる。器は卓上の名脇役
●「絵柄を愛でる器と向きあう心地よい時間」 ・・・全日根の絵付け皿
●「トーストはずっとカリッと。パン食さんに使って欲しい皿」 ・・・山口和宏のクルミのプレート
●茶漬けの支度 三景色 /他
ひとりお茶
●「育てるように変化を楽しむ魅力ある土もの」 ・・・高木剛のコーヒー碗
●「葉の揺れを眺めながらほどける時間」 ・・・橋村大作の別注ガラスピッチャー
●中国茶のセット 三種の しつらえ /他
花生け遊び
●「オブジェのように存在感のある漆黒」 ・・・吉田直嗣の筒型花入
●「李朝雑器に通ずる、歪さの美」 ・・・田中茂雄の焼き〆壺 /他