教室の灯りは謎の色

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教室の灯りは謎の色

792円(税込)
発売日2019年08月23日
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  • ISBN コード : 9784041085523
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 320ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

学校に行けない子供たちと、真実を照らし出す塾講師の、温かなミステリー

塾には通いながらも不登校を続ける女子高生・遥。ある日、塾付近のレンタルショップで起きたいたずら事件の犯人として疑われた彼女は、居合わせた塾講師の黒澤に助けられる。事件をきっかけに、黒澤は遥が学校へ行けない本当の理由を見抜いて……。様々な事情を抱えて塾に集まる生徒たち。不安定な心が引き起こす謎を、黒澤は受け止め、解きほぐしてゆく。青春の痛みにそっと寄り添い、前を向く力をくれるミステリー連作短編集。

著訳者プロフィール

●水生 大海:三重県生まれ、愛知県在住。2008年『少女たちの羅針盤』で、島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞しデビュー。同作は2011年に映画化もされ、話題を呼んだ。2014年「五度目の春のヒヨコ」が第67回推理作家協会賞(短編部門)の候補になる。他の著作に『夢玄館へようこそ』『熱望』『ランチ合コン探偵』『消えない夏に僕らはいる』『君と過ごした嘘つきの秋』『冷たい手』『運命は嘘をつく』など著作多数。
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