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「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには
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「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには

発売日
2020年05月01日
在庫わずか
お届け予定日
翌日以降出荷
1,650
ISBNコード
9784041087169
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 19.0 mm
総ページ数
264ページ
私たちが遺すべきもの、次世代が学ぶべきこと
先がまったく読めない時代に必要な「社会を生き抜くための武器」とは何か。
日本を救う「尖った人」を増やすには、どうしたらいいか。
我々は何を、どのように後輩たちに継承するべきか。

これは、あらゆる立場の人にとって難問といっていいでしょう。
親として、教師として、上司として……この「先輩としての責任」を
難なく果たせている人はそう多くありません。

大学二回生で恩師から「わかること」「教えること」の本質を提示されたときから、
会社員として、ベンチャー企業の創業者として、そして大学の学長という立場から
考え続け、実践してきた著者の結論とは?

「教える」「教育」を切り口にして、日本の最重要課題に切り込む。

【特別対談も収録】
「教える」ということの本質と課題を多角的に考察する、
各界専門家との特別対談も必読です。
 ・久野信之先生(立命館慶祥中学校・高等学校校長)
 ・岡ノ谷一夫先生(東京大学教授「生物心理学」)
 ・松岡亮二先生(早稲田大学准教授「教育社会学」)


【本書の構成】

第1章 後輩たちに「社会を生き抜く武器」を与える

  特別対談 久野信之×出口治明

第2章 根拠にもとづいて話す。選択肢を与える

  特別対談 岡ノ谷一夫×出口治明

第3章 「尖った人」を生み出すための高等教育

  特別対談 松岡亮二×出口治明

第4章 正しい「人間洞察」を前提にした社会人教育

目次

第1章 後輩たちに「社会を生き抜く武器」を与える
「自分の頭で考える力」と「社会を生き抜く武器」を与える
「国家」「選挙」「税金」……についてきちんと教えることができるか
「政治とは、税金の使い道を決めること」とシンプルに説明できますか?
 ヨーロッパの子どもたちが教わっている「原理原則」とは
 お金を上手に使えなければ社会で生きていけない
 フェイクニュースにだまされないように情報の真偽を確かめるクセをつけよう
 子育てに時間がかかる理由のひとつは、人間が頭が大きく二足歩行をする動物だから
 母親に子育てを任せるのではなく、「集団で育てる」のが教育の基本

特別対談 久野信之×出口治明

第2章 根拠にもとづいて話す。選択肢を与える
 興味のないことはすぐに忘れるが、興味のあることは忘れない
 精神論に終始せず、科学的根拠にもとづいた教育をする
「タテ・ヨコ・算数」で教え、考えさせる
 教える相手に「伝わりやすくなる」話し方
 教えるから覚えられる。インプットとアウトプットはセット

特別対談 岡ノ谷一夫×出口治明

第3章 「尖った人」を生み出すための高等教育
 日本の高等教育の問題は、教育費にお金をかけられないこと
 大学は衰退産業ではなく、超有望な成長産業である
 新しい産業を創る人を育てないと日本経済は低迷したまま
 自分の好きなことを徹底的に究めた「変態」を育てる
 日本の低迷を救う3つのキーワード「女性」「ダイバーシティ」「高学歴」
 人間は怠け者だから、勉強せざるを得ない環境に身を置く
 考える力を養うには、ピア・ラーニングが最適

特別対談 松岡亮二×出口治明

第4章 正しい「人間洞察」を前提にした社会人教育
 社会人に仕事を教えるときは「マニュアル化」に尽きる
 誰が作業をしても「最低60点」は取れるようにする
 マニュアル作成の「4つ」のポイント
 部下とのコミュニケーションは「就業時間内」に行うのが基本
 定期的な「1 ON 1ミーティング」で組織内の地図をつくる
 新しいアウトプットを生み出すには「人・本・旅」によるインプットが不可欠
「上司のいうことを聞かない部下がいる」のは健全な証拠