ベートーベンの真実

ベートーベンの真実

著者: 谷 克二
写真: 鷹野 晃
1,870円(税込)
発売日2020年08月07日

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  • ISBN コード : 9784044005696
  • サイズ : 四六判 総ページ数: 160ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 14.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

生誕250年!人間らしさあふれるベートーベンだから生み出せた魅惑の音楽

ベートーベンの魅力は人間としての卓越した個性にあり、だれしもがそれに圧倒され、魅了される。彼の一生は自分自身との戦い、おのれの魂、おのれの信ずるものへの挑戦の連続だった。だからこそベートーベンが生みだした作品はまさに多面体であり、魂のうめきにも似た苦悩から生まれる歓喜の爆発、そして自然や人間に対する心やすらぐ賛歌に至るまで、無限のひろがりを人々に感じさせる。
「バッハは神に向かって作曲をし、モーツァルトは貴族に向かって作曲し、ベートーベンは人間に向かって作曲をした」といわれる、人間ベートーベンに迫る。

著訳者プロフィール

●谷 克二:1941年、宮崎県生まれ。63年、早稲田大学卒業後ドイツに渡り、のちロンドン大学に学ぶ。処女作「追うもの」で第1回野性時代新人賞、「狙撃者」で第5回角川小説賞を受賞。「サバンナ」「スペインの短い夏」「越境線」で直木賞候補。現在はドイツを中心に紀行文を多数執筆。
●鷹野 晃:1960年、札幌生まれ。主に人物ポートレート、旅の撮影を雑誌・企業PR誌などを中心に活動。ライフワークとして東京を独自の視点で撮り続けている。86年、写真家・高橋昇氏の助手を経て独立

目次

はじめに  ベートーベン、ボン、人々との交流

第一章  ボンという町、べートーベンの生い立ち、それを取り巻く人々
第二章  ハイドンへの師事、二人の時代感覚の差
第三章 難聴、そしてハイリゲンシュタットの遺書、不滅の恋人。その前後の時代
第四章 パスカラッティ・ハウス、〈傑作の森〉、そしてベートーベンを囲む女性達、(一八〇六〜)
第五章 ゲーテ、甥のカール
第六章 スランプの時期から復活まで(一八一三〜一八二四)
第七章 交響曲第九番・合唱付き、及び人生の終幕
第八章 最後の作品、四つの弦楽四重奏曲と『大フーガ』(一八二四〜一八二七)

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