漢字文化の世界

漢字文化の世界

『新漢和大字典』編纂の大家によるアジア文明論
定価: 990円(税込み)
発売日:2020年03月24日
古代人は、風と同系の「鳳」に、皇や王と同系の「凰」を組み合わせることで、「鳳凰」という風神の鳥=鳥の王者のイメージをつくりあげた。漢字という緻密な文字体系を支えている、鋭い観察力と言語感覚。身近な一字一字の成り立ちのなかにこそ、伝説や神話、農耕や牧畜に根ざした中国的世界観がみえてくる。漢和字典編纂の大家が中国文明史を概括することをめざし、生活や社会、政治、思想をもアジア的な視座でみつめた古典的名著。
  • ISBN コード : 9784044005771
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 320ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
●藤堂 明保:[1915‐1985]昭和時代の中国語学者、中国文学者。大正4年9月20日生まれ。一高教授をへて昭和39年東大教授。45年東大闘争で全共闘側を支持し、学生の処分に抗議して退職した。のち早大客員教授、日中学院院長。昭和60年2月26日死去。69歳。三重県出身。東京帝大卒。著作に「漢字語源辞典」、編著に「学研漢和大字典」など。

1 伝説と歴史

 一 歴史に先立つ太古の中国
 二 太古の黄河流域
 三 伝説と歴史の始まり
 四 夏王朝は実在か
 五 虚構の聖王盻眇禹
 六 中国の創世紀盻眇天地人間の初め
 七 殷・周の古代帝国

2 文字と民族

 一 漢字の生いたち
 二 竜神の守り盻眇越の国
 三 風の使者盻眇鳳凰
 四 西北の騎馬民族
 五 シルクロードの諸民族

3 風土と生活

 一 数の起源
 二 農耕の歩み
 三 牧畜の起こり
 四 自然と生活
 五 うつわの形
 六 工作・工事の原点
 七 絹と桑はどこから
 八 紙と印刷
 九 はかり方の起源

4 社会と思想

 一 陰と陽──周易の論理
 二 老子の嘆き
 三 国を窃めば侯となる──荘子
 四 扁鵲、病を治す──漢方の元祖
 五 健康とバランス
 六 士と民
 七 公と私
 八 文と武
 九 毛沢東の発想

あとがき


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