●リチャード・A・ナーク:1961年、米国生まれの作家。『The Legend of Huma 』(1988年)のほか、『Kaz the Minotaur』(1990年)、『Land of the Minotaurs』(1996年)、『Reavers of the Blood Sea』(1999年)、『The Citadel』(2000年)、『Minotaur Wars』3部作、『Ogre Titans』3部作等のドラゴンランス小説など多数の小説を執筆。PCゲーム「ウォークラフト」「ディアブロ」の小説群の執筆なども手掛けている。
世界数千万部『ドラゴンランス』の、古の伝説の初邦訳オールカラーコミック
〈剣と魔法〉小説の金字塔『ドラゴンランス』内で語り継がれる古の伝説(完全初邦訳)を美麗なオールカラーコミックで!騎士ヒューマと魔道士マギウス――幼なじみの二人の運命は〈大審問〉により分かたれた! 誇り高きミノタウロス・カズとの友情、不審な動きを見せるマギウスとの葛藤を描くファン必読の冒険譚。
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クリンの世界は、〈暗黒の女王〉タキシスの軍勢に包囲されている! 異端術師ギャラン・ドラコスに率いられたその悪の軍勢は、もはやクリンのすべてを征服するかの勢いだ。〈暗黒の女王〉に抵抗するのは、ソラムニア騎士団とその少数の同盟者だけ。そして、彼らの中から一人の騎士が現われた……クリンの偉大な英雄となる運命の騎士が! これはドラゴンランス世界で英雄と称される一人の騎士の物語……ヒューマの伝説。ベストセラー作家、リチャード・A・ナークの同名小説内の冒険の一段落がつくところまでをコミック化!
【ヒューマ】善神パラダインを奉じるソラムニア騎士で《冠》勲爵士団員。現在の騎士団のあり方に葛藤を抱く主人公。
【カズ】オーガに支配されているミノタウロス族の誇り高き反逆者。『魂の戦争』のガルダーの先祖。
【マギウス】ヒューマの幼なじみの魔道士だが、〈大審問〉後に行方不明になっている怪しく、謎多き存在。
【グウィネス】ソラムニア騎士団の南部戦線でヒューマを治療し、惹かれ合うことになる“白銀”の髪を持つ美しい女性。
【クリナス】〈暗黒の女王〉タキシスの悪の軍勢を率いる将軍にして総司令官。一騎打ちを経て、ヒューマを執拗に狙う。
【ギャラン・ドラコス】白・赤・黒の三会派に背を向けた強大な異端術士で、〈暗黒の女王〉タキシスの降臨を画策する。
著訳者プロフィール