文庫版 妖怪の宴 妖怪の匣

文庫版 妖怪の宴 妖怪の匣

880円(税込)
発売日2020年08月25日

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  • ISBN コード : 9784041096840
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 384ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 14.2 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

化け物、お化け、幽霊と “妖怪”は何が違うの?

無駄なようで大事なモノ。
日本文化に欠かせない、不思議な存在のすべて。
<巻末収録 妖怪年表 最新版>

世に溢れ、いまも増殖を続けている“妖怪”。
日本人が幼いころから親しみ、時代とともに新しい枠組みを獲得し続けているこの不思議な存在は、どのように人々の心に育まれ、進化してきたのだろうか。
伝統文化、アニミズムから、玩具、特撮、オカルト、UMAに至るまで、さまざまな例を引きながら、その真相に迫る。
“妖怪”が世の中で繰り広げている「宴」を愉しみ、意外と開けにくい“妖怪”の「匣」の蓋を少しだけ開けてみる、妖怪好き必読書。

著訳者プロフィール

●京極 夏彦:1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書に『幽談』『冥談』『眩談』『鬼談』『ルー=ガルー』『南極(人)』『厭な小説』『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』 『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『遠野物語拾遺retold』 ほか多数。

目次

 文庫版刊行にあたって

0 妖怪の周辺を回ってみる
 妖怪を消費する

1 化け物について考えてみる
 辞書の化け物を渡り歩く
 日常語の化け物を渡り歩く
 化け物からお化けへ
 お化けから幽霊へ
 変形・変身・変装
 化けるということ
 化かすということ

2 幽霊について考えてみる
 霊という発明 
 命について 
 気について 
 魂について 
 心霊について 
 心霊・心理・精神、そして神経
 最後に、霊について 

 妖怪を生産する 
 文庫版をお読みいただいた方へ
 妖怪年表
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