秀吉と家臣団の城

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秀吉と家臣団の城

著者: 中井均
1,870円(税込)
発売日2021年12月16日
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  • ISBN コード : 9784047037038
  • サイズ : 四六判 変形 総ページ数: 240ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 127 × 190 × 13.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

戦国城郭の常識を覆したのは秀吉だった!第一人者が豊臣政権の築城に迫る。

山の上に土で造られた戦国の城は、信長・秀吉によって、石垣、瓦、礎石建物(天守)を備える城へと大きく変わった。秀吉は平地にも石垣を築き、堀や惣構を設ける。巨大な土木構造物は政権のシンボルとなり、近世城郭の祖型となった。織豊期城郭研究の第一線に立つ著者が、秀吉一門の居城や、対徳川を想定した拠点の城、合戦で築かれた陣城などを、遺構・遺物から分析し、築城から政策、そして戦術までをも明らかにする。

【目次】

第一章 秀吉の居城
 山崎城/大坂城/聚楽第と御土居/淀城/指月伏見城と木幡伏見城/京都新城/肥前名護屋城

第二章 一門の城
 秀次と八幡山城/秀次と清須城/秀勝と亀山城/秀勝と大垣城/秀長と大和郡山城/金箔瓦と桐紋瓦を用いた城

第三章 家臣団の城
 大名側からの豊臣城郭化/宇喜多秀家と岡山城/毛利輝元と広島城/浦戸城

第四章 天正一三年体制の城
 堀尾吉晴と佐和山城/山内一豊と長浜城/中村一氏と水口岡山城/浅野長政と大津城/多賀秀種と宇陀松山城/本多利久と高取城

第五章 天正一八年体制の城
 田中吉政と岡崎城/池田照政と吉田城/堀尾吉晴と浜松城・宗光と二俣城/山内一豊と掛川城/中村一氏と駿府城・一栄と三枚橋城

第六章 蒲生氏の会津における本支城体制
 蒲生氏郷と会津若松城/蒲生領の支城網/蒲生氏郷と九戸城

第七章 合戦と陣城
 賤ヶ岳合戦と陣城/小牧長久手合戦と陣城/小田原城攻めと石垣山一夜城/杉山城は織豊系城郭か/韮山城攻め/朝鮮出兵と倭城構築1 壱岐勝本城と対馬清水山城/朝鮮出兵と倭城構築2 慶尚南道と全羅南道に築かれた倭城

終章 秀吉の居城と陣城の意味するもの

著訳者プロフィール

●中井均:1955年、大阪府生まれ。考古学者。滋賀県立大学名誉教授。龍谷大学文学部史学科卒業。滋賀県文化財保護協会、長浜城歴史博物館館長、滋賀県立大学人間文化学部教授などを歴任。専門は中・近世城館遺跡、近世大名墓。日本城郭協会評議員、織豊期城郭研究会代表、大名墓研究会代表を務める。著書に『城館調査の手引き』『ハンドブック 日本の城』(山川出版社)、『信長と家臣団の城』(KADOKAWA)、『決定版 日本の城』(新星出版社)、『中世城館の実像』(高志書院)、『織田・豊臣城郭の構造と展開 上』(戎光祥出版)など多数。

目次

はじめに

第一章 秀吉の居城
 山崎城/大坂城/聚楽第と御土居/淀城/指月伏見城と木幡伏見城/京都新城/肥前名護屋城

第二章 一門の城
 秀次と八幡山城/秀次と清須城/秀勝と亀山城/秀勝と大垣城/秀長と大和郡山城/金箔瓦と桐紋瓦を用いた城

第三章 家臣団の城
 大名側からの豊臣城郭化/宇喜多秀家と岡山城/毛利輝元と広島城/浦戸城

第四章 天正一三年体制の城
 堀尾吉晴と佐和山城/山内一豊と長浜城/中村一氏と水口岡山城/浅野長政と大津城/多賀秀種と宇陀松山城/本多利久と高取城

第五章 天正一八年体制の城
 田中吉政と岡崎城/池田照政と吉田城/堀尾吉晴と浜松城・宗光と二俣城/山内一豊と掛川城/中村一氏と駿府城・一栄と三枚橋城

第六章 蒲生氏の会津における本支城体制
 蒲生氏郷と会津若松城/蒲生領の支城網/蒲生氏郷と九戸城

第七章 合戦と陣城
 賤ヶ岳合戦と陣城/小牧長久手合戦と陣城/小田原城攻めと石垣山一夜城/杉山城は織豊系城郭か/韮山城攻め/朝鮮出兵と倭城構築1 壱岐勝本城と対馬清水山城/朝鮮出兵と倭城構築2 慶尚南道と全羅南道に築かれた倭城

終章 秀吉の居城と陣城の意味するもの

主要参考文献
あとがき
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