東方見聞録

東方見聞録

訳・解説: 長澤 和俊
1,188円(税込)
発売日2020年12月24日

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  • ISBN コード : 9784041107737
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 336ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

現地を踏査したシルクロード史家が「旅人の眼」で訳し読み解く不朽の名著

ヴェネツィア商人の息子マルコは中国へ陸路で渡り、13世紀のアジア世界を支配するフビライ・ハーンの絢爛たる宮廷へと辿り着く。元朝の使者として見聞した各地の暮らしや奇妙な風習、宗教、貨幣や通信制度、そして財宝の島ジパングと元寇の顛末。ヨーロッパ人の驚異を集めたその冒険譚は、コロンブスを突き動かし、大航海時代の原動力となった。生涯を中央アジアの踏査にささげたシルクロード史家が、旅人の眼で訳し読み解く。

著訳者プロフィール

●マルコ・ポーロ:1254年生まれ。1324年没。ヴェネツィアの商人、旅行家。宝石商人である父ニコロ、叔父マッフェオに従って、1271年、東方へ旅立ち、1295年に帰国。その後、戦争捕虜となってジェノバの牢獄に入れられ、見聞談『世界の叙述』(通称『東方見聞録』)を筆録させた。
●長澤 和俊:1928年、東京生まれ。東洋史学者(文学博士)。早稲田大学大学院修了。シルクロード史を専門とし、早稲田大学文学部教授、同名誉教授をつとめた。『シルクロード遍歴』(角川選書)、『シルクロード文化史』(白水社)、『シルクロード波瀾万丈』(新潮社)など多数の著作がある。2019年、没。

目次

はじめに

一 マルコ・ポーロの旅のあらまし
二 トルコからパミールまで
三 カシュガルから上都へ
四 フビライ・ハーンの宮廷と首都
五 雲南・ビルマへの旅
六 マンジへの旅
七 帰国の途につく
八 インドから帰国まで

後日譚
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