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新訳 ナルニア国物語5 馬とその少年
9784041108574
新訳 ナルニア国物語5 馬とその少年
著者:
C・S・ルイス
訳:
河合 祥一郎
880
円(税込)
発売日
2022年11月22日
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ISBN コード : 9784041108574
サイズ :文庫判 総ページ数: 256
商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 9.8 mm
※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります
親に捨てられても、食うに困っても少年が不幸じゃない理由。木村良平氏推薦
「この本には、決して変わらない価値がある。ほんの数ページで、この作品と、ルイスの愛情深い視線の虜になりました。」木村良平(声優)
【全世界1億2千万部! カーネギー賞受賞シリーズ第5弾】
装画:ソノムラ
※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の表記や表現を大人向けに加筆修正したものです。
●あらすじ
南国の少年シャスタはいつも父に殴られ、奴隷のようにこき使われてきた。あるとき、その父が実の親ではなく、自分を人買いに売ろうとしていることを知り、自由の国ナルニアへ逃げだす。ともに逃げてくれたのは、気高き軍馬ブリー。貴族の娘アラヴィスやその雌馬もいっしょだ。旅の途中、シャスタは自分そっくりの王子と出会い入れ替わることに。そしてナルニアへの秘密の攻撃計画を知るが…。ルーシーやエドマンドも再登場!
●新訳のここがポイント
翻訳にあたって、原作の英語の格調高さをくずさぬよう、配慮されて訳されています。
・1巻第十三章で、魔女が「深遠なる魔法のことを忘れたのか?」と問われ、先行訳ではアスランが「忘れてしまったようだな」や「どうかな、忘れてしまったかもしれない」と答えていたが、アスランがそんな大事なことを忘れるはずがないので、原文の「Let us say(と仮定しよう)」を活かし、「忘れていたこということにしよう」に。
・1巻第十六章のアスランの台詞は「しっかりやれよ、みんな。♪二階も一階も♪奥方様の部屋も♪だ!」とした。これはGoosey Goosey Ganderというナーサリー・ライムの一節なのでアスランが上機嫌になって歌っている、とわかるように。(先行訳ではただ命令しているだけになっている)
などなど、注意しないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。
著訳者プロフィール
●C・S・ルイス:「ナルニア国物語」シリーズの著者。ケンブリッジ大学で中世・ルネサンス文学を講じた教授でもあり、『愛とアレゴリー』(1936年)などの評論やキリスト教に関する著作も多い。悪魔論『悪魔の手紙』(1942年)は世界的ベストセラーとなった。代表作「ナルニア国物語」シリーズ最終巻『最後の戦い』(1956年)は、優れた児童文学に贈られるカーネギー賞を受賞した。
●河合 祥一郎:1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)、『シェイクスピア 人生劇場の達人』(中公新書)、NHKテレビテキスト 100分de名著『シェイクスピア「ハムレット」』(NHK出版)など。本書の元となった児童文学「新訳 ナルニア国物語」シリーズを角川つばさ文庫にて、また「新訳 ドリトル先生」シリーズやシェイクスピアの新訳を角川文庫にて刊行。戯曲に『国盗人』など。
目次
第一章 シャスタ、旅に出る
第二章 冒険のとちゅうで
第三章 タシュバーンの門
第四章 シャスタ、ナルニア人と出会う
第五章 コリン王子
第六章 シャスタ、墓場へやってくる
第七章 タシュバーンのアラヴィス
第八章 ティズロック王の秘密の会談
第九章 砂漠を越えて
第十章 南の国境の仙人
第十一章 思いもよらぬ旅の道づれ
第十二章 ナルニアでのシャスタ
第十三章 アンヴァードの戦い
第十四章 ブリーはかしこい馬となる
第十五章 ドジ王ラバダッシュ
訳者あとがき
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親に捨てられても、食うに困っても少年が不幸じゃない理由。木村良平氏推薦
「この本には、決して変わらない価値がある。ほんの数ページで、この作品と、ルイスの愛情深い視線の虜になりました。」木村良平(声優)【全世界1億2千万部! カーネギー賞受賞シリーズ第5弾】
装画:ソノムラ
※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の表記や表現を大人向けに加筆修正したものです。
●あらすじ
南国の少年シャスタはいつも父に殴られ、奴隷のようにこき使われてきた。あるとき、その父が実の親ではなく、自分を人買いに売ろうとしていることを知り、自由の国ナルニアへ逃げだす。ともに逃げてくれたのは、気高き軍馬ブリー。貴族の娘アラヴィスやその雌馬もいっしょだ。旅の途中、シャスタは自分そっくりの王子と出会い入れ替わることに。そしてナルニアへの秘密の攻撃計画を知るが…。ルーシーやエドマンドも再登場!
●新訳のここがポイント
翻訳にあたって、原作の英語の格調高さをくずさぬよう、配慮されて訳されています。
・1巻第十三章で、魔女が「深遠なる魔法のことを忘れたのか?」と問われ、先行訳ではアスランが「忘れてしまったようだな」や「どうかな、忘れてしまったかもしれない」と答えていたが、アスランがそんな大事なことを忘れるはずがないので、原文の「Let us say(と仮定しよう)」を活かし、「忘れていたこということにしよう」に。
・1巻第十六章のアスランの台詞は「しっかりやれよ、みんな。♪二階も一階も♪奥方様の部屋も♪だ!」とした。これはGoosey Goosey Ganderというナーサリー・ライムの一節なのでアスランが上機嫌になって歌っている、とわかるように。(先行訳ではただ命令しているだけになっている)
などなど、注意しないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。
著訳者プロフィール
●河合 祥一郎:1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)、『シェイクスピア 人生劇場の達人』(中公新書)、NHKテレビテキスト 100分de名著『シェイクスピア「ハムレット」』(NHK出版)など。本書の元となった児童文学「新訳 ナルニア国物語」シリーズを角川つばさ文庫にて、また「新訳 ドリトル先生」シリーズやシェイクスピアの新訳を角川文庫にて刊行。戯曲に『国盗人』など。
目次
第二章 冒険のとちゅうで
第三章 タシュバーンの門
第四章 シャスタ、ナルニア人と出会う
第五章 コリン王子
第六章 シャスタ、墓場へやってくる
第七章 タシュバーンのアラヴィス
第八章 ティズロック王の秘密の会談
第九章 砂漠を越えて
第十章 南の国境の仙人
第十一章 思いもよらぬ旅の道づれ
第十二章 ナルニアでのシャスタ
第十三章 アンヴァードの戦い
第十四章 ブリーはかしこい馬となる
第十五章 ドジ王ラバダッシュ
訳者あとがき