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五つの季節に探偵は

著者: 逸木 裕
1,760円(税込)
在庫切れ
発売日2022年01月28日
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  • ISBN コード : 9784041111680
  • サイズ :四六判    総ページ数: 320
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 19.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターな連作短編集

“人の本性を暴かずにはいられない”探偵が出会った、魅惑的な5つの謎。

高校二年生の榊原みどりは、同級生から「担任の弱みを握ってほしい」と依頼される。担任を尾行したみどりはやがて、隠された“人の本性”を見ることに喜びを覚え――。(「イミテーション・ガールズ」)
探偵事務所に就職したみどりは、旅先である女性から〈指揮者〉と〈ピアノ売り〉の逸話を聞かされる。そこに贖罪の意識を感じ取ったみどりは、彼女の話に含まれた秘密に気づいてしまい――。(「スケーターズ・ワルツ」第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞作)

精緻なミステリ×重厚な人間ドラマ。じんわりほろ苦い、珠玉の連作短編集。

著訳者プロフィール

●逸木 裕:1980年東京都生まれ。学習院大学法学部法学科卒。フリーランスのウェブエンジニア業の傍ら、小説を執筆。2016年、『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。他の著書に『少女は夜を綴らない』『星空の16進数』『空想クラブ』『電気じかけのクジラは歌う』『銀色の国』がある。

目次

イミテーション・ガールズ ―― 2002年 春
龍の残り香 ―― 2007年 夏
解錠の音が ―― 2009年 秋
スケーターズ・ワルツ ―― 2012年 冬
ゴーストの雫 ―― 2018年 春