- ISBNコード
- 9784041113424
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 11.4 mm
- 総ページ数
- 304ページ
ふるさとの料理は、いつでも人を幸せにしてくれる。グルメ時代小説の新星。
品川の小さな旅籠「虎屋」のひとり娘・明日葉は、閑古鳥が鳴く店を盛り立てようと奮闘していた。ある日となりの旅籠「布袋屋」の平蔵が、「虎屋」に怒鳴り込んできた。飼い猫のお駒が、平蔵の砂絵を台無しにしたというのだ。砂絵は、京の高僧・善空が特別に描いてくれたものだという。元通りに直すように脅された明日葉は、善空をふるさとの料理で歓待しようとするが……。心温まる料理と猫が紡ぐ、書き下ろし時代小説。