- ISBNコード
- 9784044006761
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 10.8 mm
- 総ページ数
- 288ページ
どう供養するか、どう慰めるか。 ここに宗教の原点がある
「霊魂の恐れをどう処理するか、なお進んで死者の霊魂をどうして祭るか、どう供養するか、どう慰めるか、ここに宗教の原点がある」。丹念な現地調査にもとづいた民俗学の知見により、古代から現代までの日本人の死生観を考察。モガリや葬墓をはじめとする死者と先祖の祭りに宗教生活の根幹を見出し、霊魂観や神観念の成立、その仏教化、寺院の葬送や供養の変容をたどる。宗教の根源、日本文化の本質に迫った名著。解説・碧海寿広
目次
第一章 古代の殯 凶癘魂と鎮魂
第二章 殯の種類 殯の残存形態
第三章 葬墓と仏教 寺院と葬墓文化
第四章 中世の葬墓 念仏と浄土教
第五章 近世から現代の葬墓 墓と葬具
第二章 殯の種類 殯の残存形態
第三章 葬墓と仏教 寺院と葬墓文化
第四章 中世の葬墓 念仏と浄土教
第五章 近世から現代の葬墓 墓と葬具