骨灰

骨灰

著者: 冲方 丁
1,980円(税込)
発売日2022年12月09日

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  • ISBN コード : 9784041119952
  • サイズ : 四六判 変形 総ページ数: 400ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 132 × 188 × 26.5 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

第169回直木賞候補作! 進化し続ける異才が放つ新時代のホラー。

大手デベロッパーのIR部で勤務する松永光弘は、自社の高層ビルの建設現場の地下へ調査に向かっていた。目的は、その現場について『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。異常な乾燥と、嫌な臭い――人が骨まで灰になる臭い――を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く。穴の中には男が鎖でつながれていた。数々の異常な現象に見舞われ、パニックに陥りながらも男を解放し、地上に戻った光弘だったが、それは自らと家族を襲う更なる恐怖の入り口に過ぎなかった。

著訳者プロフィール

●冲方 丁:1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

目次

第1章 解放 二〇一五年
第2章 たまい
第3章 父とともに
第4章 遺品
第5章 御饌使
終章  竣工 二〇一九年
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