- ISBNコード
- 9784041122525
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 11.4 mm
- 総ページ数
- 304ページ
義経と最期を共にした正妻・郷姫の切なくも美しい生涯を描いた時代小説。
河越重頼の娘、郷姫は源頼朝の命により、初恋を捨て義経の許へ嫁いだ。周囲は彼女を鎌倉の間者と疑い、義経も次第に愛妾に思いを寄せ、妻を遠ざけるようになる。しかし、彼女は夫を一途に思い続けた。源平の戦いや頼朝・義経兄弟の争いにも巻き込まれていくなか、子を産み、最期は義経と共に壮絶な死を遂げた郷姫。戦乱の世を気高く生きぬいた一人の女性の生涯を描く。歴史に隠された真実が心揺さぶる時代長編。
目次
序章 入間川
第一章 柚香菊
第二章 静御前
第三章 屋島・壇ノ浦の合戦
第四章 腰 越
第五章 露の契り
第六章 逢坂の関
第七章 奥州高館の秋
第八章 義経、郷姫の最期
終章 衣 川
解説 郷原宏
第一章 柚香菊
第二章 静御前
第三章 屋島・壇ノ浦の合戦
第四章 腰 越
第五章 露の契り
第六章 逢坂の関
第七章 奥州高館の秋
第八章 義経、郷姫の最期
終章 衣 川
解説 郷原宏