噴火と寒冷化の災害史 「火山の冬」がやってくる

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噴火と寒冷化の災害史 「火山の冬」がやってくる

著者: 石 弘之
1,056円(税込)
発売日2022年08月10日
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  • ISBN コード : 9784040824390
  • サイズ : 新書判 総ページ数: 304ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 13.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

都市機能をまひさせ、地球を寒冷化させる……火山と人類の格闘をたどる

第一章 富士山は噴火するのか
1.火山噴火の集中期
災異改元でリセット
富士山噴火をめぐる「予知」

2.地球は火山でつくられた
古代文明を育んだ火山
地球の構造は半熟タマゴ
プレートの移動が引き起こす噴火

第二章 「火山の冬」と気候変動

1.「火山の冬」の原因は
氷床コアが語る過去の気候
寒冷化のメカニズム
実験場になった火山

2.535年の歴史ミステリー
ナゾの超弩級噴火
共和制ローマの最後
日本の異変と仏教伝来
中国に降った黄色い砂塵

3.迫りくる大飢饉
中世気候異常期
17〜19世紀の噴火のあたり年
島民の2割が犠牲になったラキ山
寒波が招いたフランス革命
山麓を壊滅させた浅間山
天明の大飢饉

第三章 九州南部の縄文文化を崩壊させたカルデラ

1.巨大カルデラの島
カルデラが重なる九州
鬼海カルデラの巨大噴火
追われた先進縄文人
壊滅した縄文文化

2.文明を崩壊させた火山噴火
出エジプト記
ミノア噴火
中国の王朝の衰退
アトランティス伝説

3.タイムカプセルのヴェスヴィオ山
にぎやかな国際都市
ポンペイ最後の日
生々しい犠牲者の姿

第四章 悪夢の時限爆弾―破局噴火

1.破局噴火とは
爆発指数で測れない被害
過去の破局噴火
今後起きるかもしれない破局噴火

2.20世紀の火山災害と未来の危険
米国史上最大の噴火
報道陣を巻き込んだ雲仙普賢岳
先住民を追い詰めたピナトゥボ噴火
カナリア諸島のラパルマ島
海底噴火と軽石騒動
ニオス湖――静かな噴火

3.生態系は噴火からどう回復したか
救われたジャワサイ
セントヘンレンズ噴火の教訓
海鳥の楽園「西之島」

4.「予知」か「予言」か
御嶽山噴火をめぐる訴訟
成功した噴火予知
レジリエンス社会の構築

著訳者プロフィール

●石 弘之:1940年東京都生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞入社。ニューヨーク特派員、編集委員などを経て退社。国連環境計画上級顧問。96年より東京大学大学院教授、ザンビア特命全権大使、北海道大学大学院教授、東京農業大学教授を歴任。この間、国際協力事業団参与、東中欧環境センター理事などを兼務。国連ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。主な著書に『感染症の世界史』『鉄条網の世界史』(角川ソフィア文庫)、『環境再興史』(角川新書)、『地球環境報告』(岩波新書)など多数。
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