潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで

潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで

1,056円(税込)
発売日2024年09月10日

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  • ISBN コード : 9784040824444
  • サイズ : 新書判 総ページ数: 256ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 108 × 173 × 11.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

企業に最も恐れられるジャーナリストが、その手法を惜しげもなく明かした!

誰でも出来る、誰でも書ける。
企業に最も恐れられる潜入取材のプロが、そのノウハウを全公開!
読書術に文章力を高める方法はもとより、レポート作成からセクハラ・パワハラ対策まで全方位に活かせる決定版。

潜入取材の技術はブラック企業対策にもなり、現代社会における強力な護身術となる。
ユニクロ、アマゾン、ヤマト運輸、佐川急便からトランプ信者の団体まで。数々の組織に潜入することで、世に知られていない実情を掘り起こしてきたプロが、証拠集めの調査方法から裏取りの仕方、執筆、更には訴訟対策に至るまで全技法を伝授する。
潜入取材は欧米では当たり前、実は王道の手法である。日本では少ないが、それはブルーオーシャンということだ。著者の取材経験を基に、実例ですべてを解説。名誉棄損裁判でユニクロに完勝した経緯も詳細に記す。
■潜入取材は企業や政治家の不正行為や不祥事への抑止力
■卑怯なのは情報を公開しない企業
■秘密録音は違法ではない

文章力、取材力は上げられる。
■天候や匂いBGMも書き留める
■手書きの取材ノートは身を助ける
■朗読CDを入眠時に使う
■ワード読み上げ機能を使い推敲する
■初稿の段階が勝負の分かれ目

【目次】
まえがき
第一章 いかに潜入するか
第二章 いかに記録をとるか
第三章 いかに裏をとるか
第四章 いかに売り込むか
第五章 いかに身を守るか
第六章 いかに文章力をつけるか
あとがき
参考文献一覧

著訳者プロフィール

●横田 増生:1965年福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、アメリカ・アイオワ大学ジャーナリズム学部で修士号を取得。93年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務める。99年よりフリーランスとして活躍。2020年に『潜入ルポamazon帝国』で第19回新潮ドキュメント賞、「潜入ルポ アマゾン絶望倉庫」で第26回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞(作品賞)を受賞。22年に『「トランプ信者」潜入一年 私の目の前で民主主義が死んだ』で第9回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞。

目次

まえがき

第一章 いかに潜入するか
黎明期のアマゾンの物流センターで働く/調査報道/トヨタとアマゾンを隔てる決定的な違いは希望の有無/全体像を知る/企業は平気でウソをつく/社長は私から逃げつづける/手を抜かない、ウソをつかない/潜入取材の招待状/ビックロ店はブラック職場だった/柳井は総会で狼狽した/発表物こそフェアではない

第二章 いかに記録をとるか
いい文章が浮かんでくるのは1回だけ/天候や匂いBGMも書き留める/トラック横 乗りでもメモ帳が活躍/録音はぶっつけ本番では臨まない/秘密録音は違法ではない/潜入取材が営業秘密の暴露になることは、まずない/隠しカメラの扱い方/巨大企業となったアマゾンに再び潜入する/卑怯なのは情報を公開しない企業

第三章 いかに裏をとるか
トランプ支持者の熱狂/1日で110回のウソをつくトランプ/聴衆はほぼ白人/演説はウソだらけだった/トランプのウソは次元が違う/鉄板支持者/トランプは自らのウソに飲み込まれ負けた/トランプ信者/「お前はオレをはめようというのか!!」/取材相手に事前に原稿を見せてはならない/提灯記事の典型例/検証なき経済報道は害悪だ

第四章 いかに売り込むか
準備不足で就活失敗/アイオワ大学ジャーナリズム学科に留学する/大統領を動かした『ジャングル』/潜入取材に近いニュージャーナリズムに出会う/調査報道に活路を見出す/心の中にアメリカ人読者を持つ/経済記事の要諦は決算数字/最初のスクープと修業時代の終わり

第五章 いかに身を守るか
ユニクロから訴えられる/公共性、公益性、真実性/アメリカでは名誉毀損で訴えた側に立証責任がある/私憤や暴露本位の記述はNG/真実性を立証と情報源の秘匿の狭間/手書きの取材ノートは身を助ける/的外れな質問をするユニクロ側の弁護士/喜劇と化したユニクロ側の証言/完勝/スラップ裁判の卑劣な手口/重要電話には必ずメモをつける

第六章 いかに文章力をつけるか
本の執筆はフルマラソン/ストイックに書き続けるベストセラー作家/良い書き手とはよい読み手である/朗読CDを入眠時に使う/新聞を読むのは大前提/年表を作る効用/構成と時系列/ワード読み上げ機能を使い推敲する/引用を楽にするデータベースを作る/初稿の段階が勝負の分かれ目

あとがき
参考文献一覧
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