大河の剣(六)

大河の剣(六)

著者: 稲葉 稔
814円(税込)
発売日2022年11月22日

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  • ISBN コード : 9784041130971
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 272ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

求めるのは強さのみ

攘夷か開国か――。安政年間、風雲急を告げる国内情勢に各藩士たちが奔走する中、山本大河はひとり強さを求め剣の修行を続けていた。片目を負傷した千葉重太郎に請われ、北辰一刀流の千葉道場で代稽古を務める大河は、ある時牛込の試衛館に招かれた。待ち構えていたのは双眸をぎらつかせる不遜な男。彼こそ、後に新選組を率いる土方歳三だった。やがて、桜田門外で井伊大老が殺害され、世情は一気に緊迫の度を増すが……。

著訳者プロフィール

●稲葉 稔:1955年、熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。人気シリーズに「酔いどれて候」「風塵の剣」「喜連川の風」(以上角川文庫)「隠密船頭」(光文社時代小説文庫)、「浪人奉行」(双葉文庫)、「武士の流儀」(文春文庫)などがある。近著に『武蔵 残日の剣』。

目次

第一章 不穏な噂
第二章 二人の剣士
第三章 新参者
第四章 桜田事変
第五章 暗殺者
第六章 挑戦者
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