紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

紙屋ふじさき記念館 結のアルバム

カバーイラスト: おかざきおか
748円(税込)
発売日2022年11月22日
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  • ISBN コード : 9784041131794
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 320ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

未曾有の事態が世界を襲い誰もが会えない時を過ごす中、紙がつなぐ絆とは?

感染症の世界的大流行の影響で、記念館の閉館イベントは中止。
そんな中、百花(ももか)は大学4年生となり、リモート環境下で卒論と就活に取り組むことになった。
突如姿を変えてしまった日常に、不安や理不尽さを感じながらも、百花や大学の仲間たちは現実に精一杯向き合っていこうとする。
そんな中、ついに藤崎産業の採用試験が始まり、百花は面接で「和紙」の意義とは何かを改めて突きつけられることに。
一方の一成(かずなり)は、新記念館の再建のために何やら動き出しているようで……?

紙のぬくもりが教えてくれる。
今は離ればなれでも、私たちはひとりじゃない。
人と人との絆を描く、心うるおす大人気シリーズ第6巻。

著訳者プロフィール

●ほしお さなえ:1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が、第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。16年から刊行された「活版印刷三日月堂」シリーズが話題を呼び、第5回静岡書店大賞(映像化したい文庫部門)を受賞するなど人気となる。主な作品に「菓子屋横丁月光荘」シリーズ、『銀塩写真探偵 一九八五年の光』がある。

目次

第一話 手漉き和紙見本帳
第二話 わたしたちの日常
第三話 結のアルバム
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