- ISBNコード
- 9784047037229
- レーベル
- 角川選書
- 商品形態
- 一般書
- サイズ
- 四六判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 128 × 188 × 20.0 mm
- 総ページ数
- 300ページ
享保の改革には室鳩巣というブレーンがいた!
十八世紀初頭、江戸幕府に仕えた朱子学者・室鳩巣。新井白石の推挙により幕儒として召し抱えられた鳩巣は、徳川吉宗が行った「享保の改革」の相談役として活躍。自身の没後にも、著書『駿台雑話』が松平定信による「寛政異学の禁」の骨子をなし、明治から昭和戦前にかけて国語教科書に採用されるなど、その影響は近代にまで及ぶ。室鳩巣の歩みと影響を追うことで、思想、歴史、文学などにわたる日本人の道徳観を解き明かす。
目次
序 章 鳩巣、江戸へ――不遇意識のゆくえ
第一章 幕儒としての日々
第二章 庶民教化の時代
第三章 『駿台雑話』の成立
第四章 異学との闘い
第五章 武士を生きる
第六章 文学とは何か
終 章 後代への影響―― 『駿台雑話』の受容史
第一章 幕儒としての日々
第二章 庶民教化の時代
第三章 『駿台雑話』の成立
第四章 異学との闘い
第五章 武士を生きる
第六章 文学とは何か
終 章 後代への影響―― 『駿台雑話』の受容史