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武士の道徳学 徳川吉宗と室鳩巣『駿台雑話』
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武士の道徳学 徳川吉宗と室鳩巣『駿台雑話』

発売日
2024年06月26日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
1,980
ISBNコード
9784047037229
レーベル
角川選書
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 20.0 mm
総ページ数
300ページ
享保の改革には室鳩巣というブレーンがいた!
十八世紀初頭、江戸幕府に仕えた朱子学者・室鳩巣。新井白石の推挙により幕儒として召し抱えられた鳩巣は、徳川吉宗が行った「享保の改革」の相談役として活躍。自身の没後にも、著書『駿台雑話』が松平定信による「寛政異学の禁」の骨子をなし、明治から昭和戦前にかけて国語教科書に採用されるなど、その影響は近代にまで及ぶ。室鳩巣の歩みと影響を追うことで、思想、歴史、文学などにわたる日本人の道徳観を解き明かす。

目次

序 章 鳩巣、江戸へ――不遇意識のゆくえ
第一章 幕儒としての日々
第二章 庶民教化の時代
第三章 『駿台雑話』の成立
第四章 異学との闘い
第五章 武士を生きる
第六章 文学とは何か
終 章 後代への影響―― 『駿台雑話』の受容史