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凶笑面 蓮丈那智フィールドファイルI

著者: 北森 鴻
968円(税込)
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発売日2024年04月25日
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  • ISBN コード : 9784041140758
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 320
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 12.0 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

ミステリの名手・北森鴻の代表作、再始動!  民俗学×本格ミステリ

「異端の民俗学者」と呼ばれる蓮丈那智の研究室には数々の依頼が舞い込む。助手の内藤三國と共に那智が赴くと、なぜか調査は事件へと変貌する。激しく踊る祭祀の鬼。凶々しい笑みの面の由来。丘に建つ旧家の離屋に秘められた因果。三國が遭遇した死亡事故の顛末。才能と美貌を兼ね備えた那智の推理は深淵に潜む真実を炙り出す。過去と現代を結ぶ殺人事件に民俗学的考察が冴え渡る5篇。北森鴻の代表シリーズ、待望の再始動!

著訳者プロフィール

●北森 鴻:1961年山口県生まれ。95年に『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。99年短編連作『花の下にて春死なむ』で日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。他の著書に『虚栄の肖像』『うさぎ幻化行』『暁英 贋説・鹿鳴館』など多数。シリーズに『凶笑面』『触身仏』『写楽・考』『邪馬台』『天鬼越』の「蓮丈那智フィールドファイル」、『花の下にて春死なむ』をはじめとする三軒茶屋にあるビアバーを舞台にした「香菜里屋」、骨董業界を舞台にした「旗師・冬狐堂」などがある。2010年1月逝去。

目次

目次

鬼封会【きふうえ】
凶笑面【きょうしょうめん】
不帰屋【かえらずのや】
双死神【そうししん】
邪宗仏【じゃしゅうぶつ】

主な参考文献
解説 岩井圭也