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写楽・考 蓮丈那智フィールドファイルIII

著者: 北森 鴻
990円(税込)
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  • ISBN コード : 9784041140802
  • サイズ :文庫判    総ページ数: 304
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 11.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

民俗学が、世界に名高い浮世絵師の秘密に迫る――!

世界に名高い浮世絵師ながら、正体が謎に包まれている東洲斎写楽――。蓮丈那智が古文書調査のため訪れた四国で、美術界を激震させる秘密に対峙することとなる表題作など、全4篇を収録。憑代とされた人形の破壊と惨殺事件の関わり、湖底に沈む鳥居は、事の発端なのか? 旧家に伝わる神像を破壊する祭祀と過去の因縁とは。異端の民俗学者の冷徹な観察眼は封印されし闇を暴く。はなれわざの謎ときに驚嘆必至の本格民俗学ミステリ!

著訳者プロフィール

●北森 鴻:1961年山口県生まれ。95年に『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。99年短編連作『花の下にて春死なむ』で日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。他の著書に『虚栄の肖像』『うさぎ幻化行』『暁英 贋説・鹿鳴館』など多数。シリーズに『凶笑面』『触身仏』『写楽・考』『邪馬台』『天鬼越』の「蓮丈那智フィールドファイル」、『花の下にて春死なむ』をはじめとする三軒茶屋にあるビアバーを舞台にした「香菜里屋」、骨董業界を舞台にした「旗師・冬狐堂」などがある。2010年1月逝去。

目次

目次

憑代忌【よりしろき】
湖底祀【みなそこのまつり】
棄神祭【きじんさい】
写楽・考【しゃらくこう】

解 説 大矢博子