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プロ野球ファームの指導者が語る、育成現場のリアル
プロ野球のファーム組織は、一般的に「二軍」とも呼ばれる場所であり、普段目にする一軍の選手が落ちていく場所、という負の認識を持つ人も多い。でも、実際は練習と試合をこなし、そこで一軍で活躍する技術と体力、経験を養う選手育成の場。
WBCで活躍した村上宗隆選手、岡本和真選手、そしてメジャーリーグで活躍する鈴木誠也選手も育成によって開花した存在で、そこにはファームでの育成や課題克服があった。
プロ野球の二軍監督とコーチ5名がファーム組織の日常とサクセスに至った選手の逸話、そして大谷選手、ダルビッシュ選手のNPB時代のエピソードなど、プロ野球ファームの育成現場のリアルを解説する。
著訳者プロフィール
●仁志 敏久:1971年生まれ。茨城県出身。右投右打。日本生命を経て1996年に読売ジャイアンツに入団。横浜ベイスターズ(2007年〜)、米独立リーグ ランカスター・バーンストーマー(2010年〜)。強打の内野手として活躍し、2010年に引退。NPB通算成績、1591安打、打率.268、154本塁打。1996年新人王、ゴールデングラブ賞4回。2013〜2017年侍ジャパンコーチ。2014〜2019年侍ジャパンU-12監督。2021年より、横浜DeNAベイスターズファーム監督。
●松元 ユウイチ:1980年生まれ。ブラジル・サンパウロ州出身。左投左打。ワシントン・ルイス州立高校から1999年に東京ヤクルトスワローズに入団。当初は野球留学選手としての来日であったが、2004年に日本国籍を取得。勝負強い打撃で代打の切り札としても活躍した。2015年に引退。NPB通算成績、240安打、11本塁打、打率.263。2016年よりスワローズのファーム打撃コーチ。2020年から同一軍打撃コーチを務め、2022年からは同一軍作戦コーチを務める。
●木田 優夫:1968年生まれ。東京都出身。右投右打1987年に読売ジャイアンツに入団(ドラフト1位)。オリックス・ブルーウェーブ(1998年〜、2000年〜)、デトロイト・タイガース(1999年〜)、ロサンゼルス・ドジャース(2003年〜)、シアトル・マリナーズ(2004年〜)、ヤクルトスワローズ(2006年〜)、日本ハムファイターズ(2010年〜)、石川ミリオンスターズ(2013年〜)。2015年から北海道日本ハムファイターズGM補佐。2019年から同一軍投手コーチなど。2022年から同ファーム監督。
●内田 順三:1947年生まれ。静岡県出身。左投左打。東海大一高から駒澤大学へ進み、70年にドラフト8位でヤクルトへ入団。日ハムを経て、77年に広島へ移り、代打の切り札として活躍。82年の引退と同時にコーチに就任。以後、広島と巨人で交互に打撃コーチ、二軍監督などを務める。広島では正田耕三、金本知憲ら、巨人では松井秀喜や高橋由伸、阿部慎之助らの育成に携わった。2019年をもって、巨人コーチを勇退。2020年にはJR 東日本の外部コーチを務めた。
目次
第2章 その人なりの花を咲かせる 〜ファーム育成の現在地〜 /仁志敏久
第3章 悔いなき一打席を 〜村上宗隆も通ったファーム〜 /松本ユウイチ
第4章 こんなところにいたくない 〜大谷翔平が駆け抜けた地で〜 /木田優夫
第5章 バットを振ったもん勝ち 〜黙々とやった鈴木誠也〜 /内田順三