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維新変革の奇才 横井小楠

発売日
2024年03月29日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
3,960
ISBNコード
9784041144015
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 35.0 mm
総ページ数
640ページ
自筆史料を含む新発見史料を駆使し、学問と思想と経綸の実像に迫る
民を慈しみ、世界の模範となる日本を目指した大思想家。吉田松陰、坂本龍馬ら、英傑たちが畏れた幕末維新のキーパーソン。書翰や自筆草稿など、新出史料から新たな人物像を描く。

小楠の生きた人生六〇年は、日本の維新変革過程にすっぽりおさまり、日々激しく変化する中にあった。欧米列強の日本への開国要求は、あるいは日本の植民地化を招くかもしれない。そのような現実と向き合いながら、思想形成をしていく姿を、具体的に追いかけた。
小楠自筆史料を含む、豊富な新発見史料を駆使して、小楠の学問と思想と経綸の実像に迫りたいと思う。そして新しい国家と社会が模索され続けた維新変革過程に、小楠がいかに主体的に生きようとしたのか、その具体的な姿を描き出したい。(はしがきより、一部抜粋)

目次

はしがき

1 小楠の思想形成の序幕
2 江戸遊学と失意の帰国
3 実学党の結成と熊本藩政
4 ペリー来航と開国論
5 福井藩に活動の舞台を与えられて
6 文久期の幕政改革と横井小楠
7 沼山津に閑居
8 維新政権と横井小楠
補論
あとがき
年譜
索引