- ISBNコード
- 9784044007973
- レーベル
- 角川ソフィア文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 10.8 mm
- 総ページ数
- 288ページ
神田神保町の老舗・誠心堂書店の店主が、豊饒な書物の歴史を解き明かす。
平安時代の『源氏物語』から、蔦屋重三郎が手がけた黄表紙をはじめとする草双紙、山東京伝の洒落本、歌麿や北斎の挿絵入り絵本。1300年以上の歴史を持つ和本は、日本人の知恵と美意識の結晶である。結び綴とも呼ばれる、組紐を使った大和綴。高度な製本技術を必要とし、数葉ずつ重ねて糸で縫う列帖装など、手にとって愉しめる伝統文化を、神田神保町の老舗・誠心堂書店の店主が丁寧に解説。豊饒な書物の歴史を解き明かす。
目次
第一章 千年前の『源氏物語』を復元する
第二章 中世の本づくりを担った人びと
第三章 売れる本づくり
第四章 世界的にも稀な江戸時代の出版形態
第五章 揺れ動く〈本〉と〈草〉
第二章 中世の本づくりを担った人びと
第三章 売れる本づくり
第四章 世界的にも稀な江戸時代の出版形態
第五章 揺れ動く〈本〉と〈草〉