雨宮兄弟の骨董事件簿 3

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雨宮兄弟の骨董事件簿 3

イラスト: モノサカ 糸
704円(税込)
発売日2024年03月22日
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  • ISBN コード : 9784041145371
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 224ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 8.6 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

美術館の窃盗事件から来歴不明のチェストまで。その謎、鑑定致します。

◇あらすじ◇

港町の片隅にある雨宮骨董店。
24歳のディーラー・雨宮陽人は不思議な力を持つ弟・海星と、骨董品の鑑定を引き受けている。
なにかと二人の世話を焼く刑事、本木匡士と共に両親が巻きこまれた事件を解決して間もなく、雨宮骨董店にとある変化が。人嫌いの海星が積極的に人と関わり始めたのだ。
弟の成長を喜ぶ陽人だったがひとつのチェストの存在に兄弟の心は揺れて……?

互いを想いあう心が胸を打つ、美しきアンティークミステリ!

◇登場人物◇

雨宮陽人(あまみやはると)
24歳のディーラー。お人好しで明るく誰からも好かれる。

雨宮海星(あまみやかいせい)
陽人の弟。病弱な人嫌いで、ある不思議な力を持つ。

本木匡士(ほんもくきょうじ)
25歳。刑事。陽人とは旧知の仲。

著訳者プロフィール

●高里 椎奈:茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

目次

第一話 密談椅子
第二話 隠れ鬼のキャビネット
幕間 踊る宝石
第三話 ウッド・チェスト
終幕
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