皇帝の薬膳妃 緑の高原と運命の導き

皇帝の薬膳妃 緑の高原と運命の導き

イラストレーター: 名司生
726円(税込)
発売日2023年12月22日

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  • ISBN コード : 9784041145388
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 272ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 10.4 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

何者かにさらわれた董胡、その運命は――!? 王宮アジアンファンタジー!

孤軍奮闘する皇帝・黎司を助けるため、薬膳師と妃の二重生活を送る董胡。宿敵・尊武とともに派遣された青龍の地で、医術の混乱をなんとか収めた矢先、董胡は何者かに連れ去られてしまう。姿を消した董胡に周囲が心配を寄せる中、董胡が目覚めた場所は壮大な高原が広がる、国境を越えたはるか異国の地だった。
この地を春営地とするのはロー族の民。彼らは後継者・ロサリが患う原因不明の病を治してもらうため、董胡をさらってきたのだった。
董胡はなんとか治療しようと対症療法で手当てするも、その根本はわからない。調べていくうち、彼ら一族に伝わる「神の実」が関係していることが判明し――。
そのさなか、卜殷が編み出した特製の軟膏をこの地で目にした董胡は、それを持ち込んだ「酒呑先生」が遠い仙人窟に住んでいることを知る。
卜殷である可能性に懸け、董胡は彼の無事と自身の生まれを探るため、危険な旅路を踏み出した……!

この地にたどり着いたのは偶然か、必然か。いま運命が動き出す――。
董胡の生い立ちの秘密に迫る、アジアンファンタジー第6弾!

著訳者プロフィール

●尾道 理子:尾道 理子(オノミチ リコ)12月31日生まれ、広島県在住。第5回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉を受賞し、作家デビュー。著書に『毒母の息子カフェ』「皇帝の薬膳妃」シリーズがある。

目次


一、王宮の黎司
二、消えた使部
三、ロー族の春営地
四、ロサリの奇病
五、楊庵合流
六、奇病の原因
七、皇太后の宮にて
八、仙人窟の医師
九、高原の薬膳料理
十、青龍軍の襲撃
十一、一件落着?
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