- ISBNコード
- 9784041146330
- レーベル
- 角川文庫
- 商品形態
- 文庫
- サイズ
- 文庫判
- 商品寸法(横/縦/束幅)
- 105 × 149 × 18.2 mm
- 総ページ数
- 496ページ
ジョン万次郎は「あの船」に乗っていた。 史実と世界文学の傑作が融合!
その姿を見た者は、生涯魂を囚われる――。
海と鯨に心を奪われ、人生を狂わされた男たちが、神の生き物に挑む!
土佐の中浜村で漁師の次男として生まれ育った万次郎は、鯨漁に魅せられる。やがて仲間たちと漁に出た際、足摺岬の沖合で遭難してしまう。漂流した五人は無人島にたどり着くものの万次郎は銛打ちの師匠・半九郎の形見の銛を追って、さらに漂流してしまった。単身、大海原に投げ出された万次郎を救出したのは、米国の捕鯨船ピークオッド号だった。その船長・エイハブは、自分の片足を喰いちぎった巨大な白いマッコウクジラ“モービィ・ディック”への復讐に異常な執念を燃やし、乗り組員となった万次郎を巻き込んでゆく……。
ジョン万次郎と、ハーマン・メルヴィルによるアメリカ文学の金字塔『Moby-Dick』が、夢枕獏の奔放な想像力によって融合する!
海と鯨に心を奪われ、人生を狂わされた男たちが、神の生き物に挑む!
土佐の中浜村で漁師の次男として生まれ育った万次郎は、鯨漁に魅せられる。やがて仲間たちと漁に出た際、足摺岬の沖合で遭難してしまう。漂流した五人は無人島にたどり着くものの万次郎は銛打ちの師匠・半九郎の形見の銛を追って、さらに漂流してしまった。単身、大海原に投げ出された万次郎を救出したのは、米国の捕鯨船ピークオッド号だった。その船長・エイハブは、自分の片足を喰いちぎった巨大な白いマッコウクジラ“モービィ・ディック”への復讐に異常な執念を燃やし、乗り組員となった万次郎を巻き込んでゆく……。
ジョン万次郎と、ハーマン・メルヴィルによるアメリカ文学の金字塔『Moby-Dick』が、夢枕獏の奔放な想像力によって融合する!
目次
目 次
序章 徳富蘇峰京橋に万次郎を訪ね、奇っ怪なる話を聴くこと
一章 鯨組のこと
二章 神の鯨のこと
三章 万次郎海の大蛇に呑まれて鳥島に至ること
四章 万次郎片足の船長にして海の魔王エイハブと出会うこと
五章 万次郎ピークオッド号の乗り組員となること
六章 ピークオッド号、アルバトロス号とギャムすること
七章 人類の箱舟ピークオッド号のこと
八章 嵐に不思議なる火出現すること
序章 徳富蘇峰京橋に万次郎を訪ね、奇っ怪なる話を聴くこと
一章 鯨組のこと
二章 神の鯨のこと
三章 万次郎海の大蛇に呑まれて鳥島に至ること
四章 万次郎片足の船長にして海の魔王エイハブと出会うこと
五章 万次郎ピークオッド号の乗り組員となること
六章 ピークオッド号、アルバトロス号とギャムすること
七章 人類の箱舟ピークオッド号のこと
八章 嵐に不思議なる火出現すること