KADOKAWA Group

カドスト

シェアする:
X Facebook

異端であれ!

発売日
2024年07月19日
在庫有り
お届け予定日
翌日以降出荷
1,760
ISBNコード
9784041146415
商品形態
一般書
サイズ
四六判
商品寸法(横/縦/束幅)
128 × 188 × 16.5 mm
総ページ数
240ページ
「日本一有名な歯科医・きぬた泰和」の生き方から紐解く「異端思考」
どれだけ看板を出しても、
金を稼いでも、成功などなかった。
人生は、どこまで行っても蜃気楼――

インターネット広告全盛時代、
執拗なまでに看板広告にこだわり続けるブランディングは、
まさに「異端」で、「逆張り戦略」といっていい。
日本全国に掲げられた「きぬた歯科」の看板は、約250個を数える。
そうして、きぬた歯科院長・きぬた泰和氏は、
「伝説の看板王」となり、インプラント治療のパイオニアとなった。

著者のきぬた氏は語る。
「人目を気にせず、まわりの空気を読まず、
自分と向き合って生きてきた。
だからこそ、必死になって働き続けた。
働くことがわたしの人生だったからだ。
そんな生き方を【異端】と定義づけたが、
言い換えるとそれは、人生をまっとうするということである。
わたしはいまも、人生をまっとうするために働き生きている。
それがわたしなりの、自分で自分を応援する生き方だ」

「個の時代」といわれる現代社会において、
人々の考え方や価値観は変容し続けていくだろう。
そんななか、きぬた氏は自分自身をとことん応援し、
まだ見ぬ桃源郷を追い求め続けていく。
もがきながらもタフに前進する、
きぬた流・生涯をまっとうする哲学。

<目次>
はじめに 「わたし」は何者か?
序章 「個」として生きよ
第1章 所詮、他人は他人
第2章 やられたら、やり返す
第3章 稼ぎたければ「顔」を出せ
第4章 悶々としながら、進む
第5章 人生はどこまで行っても蜃気楼
おわりに 人生をまっとうせよ

目次

はじめに 「わたし」は何者か?

序章 個として生きよ   
異端であれ!/「非国民」でも自分を信じて生きよ/本当の「個」の時代がはじまる/空気を読んでいる場合ではない/自分で自分を応援する

第1章 所詮、他人は他人
所詮、他人は他人/骨の髄から反権力/人生には「どうにもならないこと」がある/嫌なことを我慢してやることはできない/人は孤独な時間に自分と向き合う/異端は広がりをつくっていく/自分が変わらなければなにも変わらない/大学受験に失敗して将来が崩れ去る/自暴自棄に過ごした大学時代/必要に駆られて立てた「怒りの看板」/現実はすべて思いとは逆となった/苦しみの果てのあっけない幕切れ    

第2章 やられたら、やり返す
商店街のさびれた歯科医院に就職/誰もいなければ自分がやるしかない/中途半端に儲けると商売は落ち目になる/跳ぶ前に、屈み込め!/西八王子駅前からの宣戦布告/「きぬた歯科」は現代の蟹工船か?/インプラント治療との出会いと顔面神経麻痺/歯科医師会が「きぬた歯科」を狙い撃ち/やられたら、やり返す/人が持つ「嫉妬」と「ひがみ」の凄まじさ/標的にされたら徹底的に闘う

第3章 稼ぎたければ「顔」を出せ
インプラントから見えた日本の宿痾/看板の威力に目覚め広告費をぶち込む/看板がもたらす脳への「刷り込み」/「異様さ」「うさん臭さ」で勝負する/人は知らないものにお金を使わない/望むものを得たいなら声を上げろ/「視線」が持つ強力なパワー/人生を賭けた孤独な闘い/どこまでクレイジーになれるか/あなたが「すがる」ものはなに?/従順になるな、顔を出せ

第4章 悶々としながら、進む
千里の道を一歩ずつ進む/人生はドラマチックにできている/うまくいかないのは、すでに挑戦している証/自分に答えを求めて進んでいく/つねに己を磨き、つねに金になるネタを探す   /変な人間であることを恐れるな/正常性バイアスはいますぐ捨てろ/「独身年収600万円」がいちばん興奮した/金を稼ぐことは憂鬱な営み/どんな仕事でも楽しさは見出せる  

第5章 人生はどこまで行っても蜃気楼
「成功した」と浮かれる人間はまともじゃない/恐怖と快感で仕事をやめられない/丸くなったらおしまいだ/安心はあるが、安心しかない後悔と罪悪感に苛まれて/あなたはいま、本当に「幸せ」なのか?/自分をごまかさない生き方/人生はどこまで行っても蜃気楼

おわりに 人生をまっとうせよ