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宮廷医の娘8

著者: 冬馬 倫
発売日
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770
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ISBNコード
9784049156232
レーベル
メディアワークス文庫
商品形態
文庫
サイズ
文庫判
商品寸法(横/縦/束幅)
105 × 149 × 9.8 mm
総ページ数
256ページ
さらば、見習い宮廷医――! 凸凹師弟の大人気中華医療譚がついに終幕!!
新皇帝即位に沸く中原国。御典医見習いとなった香蘭は、宮廷と診療所の往復で多忙を極めていた。だが、南都で高額な治療費をせしめる白蓮と香蘭の偽者が現れる。
さらに医道科挙を目前にして、診療中の白蓮が何者かによって誘拐されてしまう――。宮廷医としての未来か。恩師の命か。試される香蘭は、師奪還のため、夜王の協力のもと危険な旅に出る。そして一方、新皇帝・劉淵にも黒き影が忍び寄っていた……。
香蘭、白蓮、劉淵に訪れた運命の分岐点。それぞれが選択した未来とは!?

凄腕の闇医者×見習い宮廷医。凸凹師弟コンビ史上最大にして最後の難事件――!
コミカライズもされた人気シリーズがついに完結。

◆登場人物紹介◆
陽香蘭【ようこうらん】
高名な宮廷医であった祖父の志をつぎ、宮廷医を目指して猛勉強中の見習い医。まがったことが大嫌いで、闇医者・白蓮を正しに赴いた先で神医の業を目の当たりにし、強引に弟子入りする。

白蓮【びゃくれん】
黒衣をまとう闇医者で、診療所を営んでいる。法外な治療費を取る守銭奴だが、その天才的な外科技術から神医と呼ばれる。東宮とも親交を持ち、謎めいた過去が徐々に明らかになる。

目次

二十一章 偽者
二十二章 五度目の医道科挙
二十三章 新たな旅立ち