日本俗信辞典 身体編

日本俗信辞典 身体編

著者: 常光 徹
1,980円(税込)
発売日2024年07月25日

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  • ISBN コード : 9784044008185
  • サイズ : 文庫判 総ページ数: 656ページ
  • 商品寸法(横/縦/束幅): 105 × 149 × 23.8 mm
  • ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります

でべそ、福耳、くしゃみ、しゃっくり、おなら・・・・・・

頭が痛いと雨が近い(予兆)、相性が良いかどうか血液型で判断(占い)、夜は爪を切ってはいけない(禁忌)、霊柩車に出合ったら親指を隠せ(呪い)ほか、古くから言い伝えられてきた俗信。そこには、かつての人びとの暮らしぶりや心のくせが記録されている。身体編には、頭や口、手足などの体の部位、くしゃみやいびきといった生理現象に関する項目などを収める。各類話をまとめて整理、伝承される地域を記した文庫オリジナル辞典。

著訳者プロフィール

●常光 徹:1948年、高知県生まれ。國學院大学卒業。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。博士(民俗学)。日本民俗学会、日本口承文芸学会会員。著書に『学校の怪談‐‐口承文芸の展開と諸相』(ミネルヴァ書房)、『うわさと俗信‐‐民俗学の手帖から』『折々の民俗学』(ともに河出書房新社)、『妖怪の通り道‐‐俗信の想像力』(吉川弘文館)などがある。

目次

【内容例】
○幼児が手足を打った時などに、母親がさすりながら「ちちんぷいぷい いたいのいたいの とんでいけー」と唱えて、痛むところをフウーと吹いてやる。
○夜は口笛を吹くな(鬼が来る、へびが出る)。
○若白髪は幸運に恵まれる。
○クシャミがでたのは、誰かが自分のことをうわさしている証拠だといって、その回数から内容をあれこれ判断する。
○頭痛のときはコメカミに梅干を貼るとよい(熱にきく、風邪が治る)。
○しゃっくりが出るときは、水をいれた茶碗に箸を十字の形に置き、四つの口から飲む。
○頭にツムジが二つある人は金持ちになる(蔵を二つ建てる、出世する)。
○夜、爪を切ると死人が出る。
○放屁するとキジムナーが逃げる。
○雷が鳴るときに裸でいると雷にへそを取られる。
○福耳 耳、耳たぶの大きな人は、福がある。
○霊柩車を見たら親指を隠せ。
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